ラノベあるある
ラノベあるあるを早く言いたい♪
「此処って、何する部なんですか?」
憐花さんは芝居じみた動きで部室の奥の窓際まで歩きながら話始めた。
「近々首都直下地震が想定されているじゃない?その未曾有の大災害から全校生徒を守るのがこの部の目的」
「それって学校がやることじゃ…?」
「もちろん学校サイドも対策はしている。でもここは学生の自主自立が校訓の学校。私達は受け身なお客様じゃないのよ!」
ドラマ意外で動きながら話す人初めて見ました。
「怖っ!急に長台詞語り出したと思ったら生徒会長みたいな事を言い出した…」
「だって生徒会長だもの」
「ま…マジですか…コウクン?ちょっと色々な情報錯綜で頭が追いつかない…」
「校訓を知らないの?生徒手帳は、読まなかったの?」
「俺、ゲームも家電も取説読まない主義なので」
「生徒手帳は取説じゃないっ!!」
綺麗にツッコまれたところで。
「ただいまー」
引き戸から声が聞こえてきた。
ああ…ラノベ主人公、変な部活に所属しがち…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます