真偽の仕分け

一人の人間の語る

いくつものエピソード

これは本当で

これは嘘で

そんな風に

仕分けるのは

なんのためか


人間は

話を作るもの

そう考えているのか?

ありもしないことを話す

自分の都合のいいことを話すと

そう主張したいのか?

だったら

その嘘つきだらけの世界では

何が真実になるのか


なるほど

そこはあなたの世界だ

あなたが自由に

真偽を定めて

それを主張できるのかもしれない


そんなあなたの世界は

僕の世界に立つ僕からすれば

ご都合主義があからさまで

反吐が出る


誰かを全て信じず

信じないことが悪いかのように

信じられるほんの少しの部分だけを

必死に探す


何かのジョークか?

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