第6話 17年越しの恋
恋子はあの日から17年ぶりに・・
札幌の吹雪の日を取り戻した。
あの日から永遠の恋人として
思い続けてきた 秀一と、
今宵 めでたく結ばれたのであった。
1週間前に、恋子が
「今日はこのまま帰りましょう。」
と言ったのは…
恋子が17年ぶりに再会した秀一に何かしらの変貌を感じたのかもしれないが、
この時は 恋子は、自分の守ってきた家庭を守ろうと考えての事だった。
しかし、恋子が東京から地元へ戻った時に、
恋子にとって大変な事件が起きていた・・・
恋子が懸命に守ってきた家庭のパートナーである
生真面目な夫の浮気が発覚したのであった。
恋子は非常にショックを受けたが、
自分も少なからず 夫に負い目を感じていたので…
夫を糾弾する事無く、秀一に連絡をした・・というのが真相であった。
札幌の一日を取り戻した恋子は、
秀一に対して、実に積極的であった・・
「私・・主人の前では、こんな事をした事が無いの・・」と言いながら、
秀一の体を何度も何度も慈しんだ☆
秀一は恋子の高校生時代、1週間前、
そして今日と、その変貌ぶりに驚いていたが…
秀一は17年の月日を超えて……
今宵の恋子を しっかりと受け止めていた。
「恋ちゃん、素敵だよ☆
あの日と ちっとも変わらないや。」
秀一は そう言うと益々 恋子の体に興味を持っていった・・
恋子は永遠の恋人として位置づけていた秀一と、今しっかりと繋がりを持った・・
二人は朝まで最大限に触れあい・・
そして、心 繋がりあった・・
過去の忘れ物を見つけて・・
もう二度と無くさないように
その体にしっかりと刻み込んだ・・
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