第5話 子供は親の所有物?
子供は親の所有物でしかない。
子供は親の着せ替え人形。
自分の意志を持つ事さえ許されない。
私は幼い頃から上から下まで母親の手作りの洋服を着せられていた。
物心ついて自分の好きな服を着たいと言うと母親に泣かれた。
他の子は友達同士で好きな服を買いに行ってるのになぜ私だけがいつまでも親の着せ替え人形でいなくてはいけないのだろう?
息苦しくて仕方なかった。
自分の意思を持つ事さえ許されない家庭が息苦しくて仕方なかった。
私だって感情のある1人の人間です。
親の着せ替え人形じゃない!
子供が自分の思い通りに動かないと泣く母親。
子供が自分の思い通りに従わないと不機嫌になる母親。
子供は人形じゃないんです。
心のある1人の人間なんです。
あなたの玩具じゃないんです。
幼稚園~学生時代の通知簿の通信欄には担任から「もう少し、子離れされてみてはいかがでしょうか?」とよく書かれていたが、うちの母親は全く気にも止めず、過保護は止まりませんでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。