第294話 救助
1時間位飛ぶと砦のような建物が見えた。その建物を囲む敵の大群が見える。
砦を攻撃しており、壁に穴が開き始めた。砦の中から善良な者達の気配がする。
既にサラマンダーを放ち敵に向かわせている。俺が飛ぶより早いのだ。転移にはまだ距離があり、正確な転移には少し距離が有りすぎた。
しかし、壁の一部に穴が開き、奴らが中に入りら始めた。
ようやく転移に問題ない距離に来たので、俺はその穴の前に転移し、穴はオリヴィアに守って貰う。そして俺は中に入り、中に入った奴らを倒していく。
すると天使の気配がする。そこに行くと、天使達が大勢おり一方的に殺されていく。
奴らを何とか駆逐するが、生き残りは10名の女性だけだった。
ゲートを出してワーグナーに一旦退避させ、仲間を連れてきて、オリヴィアの手伝いをして貰う。
死者は20名位いた。
直ぐに全ての死者蘇生をしていく。
やはり全て妙齢の女性、しかも美人揃いだ。服も無いに等しく心が踊る。保護欲が掻き立てられ、守ってやらねばと思うような、お嬢様お嬢様な感じの者ばかりで、俺の好みに合わせた女性を集めたとしか思えなかった。
感謝されまくり俺の庇護下に入り、俺に忠誠を誓うらしい。まだ戦闘中なので、あまり構えないが、皆一度殺されたので裸同然の格好で恥ずかしがっているが、俺の目の保養になった。
とはいいつつ、他の男に彼女らの肌を見せたくないという、いつもの独占欲から服を出し一人一人着せてやる事にした。
「君達を生き返らせた一級天使の志郎だ。君達を一旦下界に避難させ保護する。俺の命に替えてでも守ってやる。先ずは服装を整えよう。並んでくれ。時間がないから服は脱いでおいてくれ。皆服がずたずただから裸と殆ど変わりないから、仮の服を出すから着てくれ」
そうやって近くでみると素晴らしかったとだけ言って置きたい。
心は堪能しているが、表には勿論出さない。淡々と服を出しては着せているので、皆俺の事を紳士と思い、感謝でバグしていく。
ただ最後の一人にはばれていた。助けた中で1番背が高かった者で雰囲気が少し違った。
「ありがとうすけこましさん。助けて頂いたから良いですが、私の裸を見てご満足そうね。むっつりさん。なんでこんなむっつりさんな人を好きになるのかな。もう」
変な呟きをしていたから、ついついお触りをしておいたら、真っ赤になって面白かった。何故か皆幻影を見た筈なのだが記憶に残らなかった。しかし彼女だけは俺の頬にキスをしていった。
服は収納にストックがあったから良いが、また補充だなとついついぼやいていた。
ゲートから彼女らを送り出して、オリヴィアの所に行くも既に戦闘は終わりそうで、掃討戦に移行していた。
軽い怪我が数人位で死者は居なかった。治療をしていき、制圧後周辺駆除にサラマンダーをいくつか放ワーグナーに戻る。
戻るともやもやと良くない衝動を押さえるのに必死だった。まだドラゴニュート達がいたからだ。
助けた天使達がいる部屋に真っ直ぐ向かい、部屋に着くとナンシー達が天使達の世話をしていたが、先の最後に俺のすけこましさんを看破した天使の前に着くと理性が飛んだ。服のボタンを早業で外し、胸を露にする。素晴らしい胸だ。
俺はがむしゃらにしゃぶりつく。何故か避けも?いやがりもしない。しゃぶりついた数秒は意識があり、止めなきゃと思うが、止められずらやがて意識を手放した。そう、赤ちゃん返りが発動だ。彼女は痛がっていたが、俺の頭を撫でて
「私達の為にごめんなさいね。こうなると分かっていたのに助けてく・・・」
と話し掛けてくれている最中に意識を手放して完全なバブリモードに移行したのであった。
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