第252話 最後?
慌てた様子の奴らが10体以上現れて、バリアの外から端末を操っていた。
多分バリアーの中の仲間に連絡をしているのだろう。
俺達がバリアの中にいるのを見て更に慌てている。
そして別の方に向き、肩のキャノンを放ち始めた。そちらの方を見ると何かが大量に向かっていて、それに向かい一斉にキャノンを放っていた。
「なあ、どうする?放っておくか、どちらかか、両方を潰すか?」
アリゾナが
「あれは魔物の大群ですな。まずは魔物を潰しませんか?」
「そうだな。どのみちいずれ魔物は魔王共々潰すから、まずは魔物を潰すか!」
そうして、セレナはここに残してゲートを出して奴らの隣に出て戦いに挑む。奴らも驚き、身構えるが、俺は奴らから奪った剣を魔物の群れに向けて身構えた。
奴等がどう理解したか分からないが、俺達への対処は後回しにして魔物と対峙する事を選んだようだ。
俺はサラマンダーを展開して魔物の群れに突撃させた。
しかし数が多すぎる。魔法を繰り出すも倒しきれず、囲まれた。
そして乱戦になり、戦っていく。俺達は大丈夫だったが、奴らはそうではなかった。一匹一匹は強いが、数に飲まれ、引き倒され、一気に殺られる!そんな感じで次第に数を減らし、遂に3匹になると、端末を操作し出した。
やがて3匹共魔物にやられ、全滅した。俺は一旦バリアーの中にゲートを出して
「まずい、自爆する。ゲートで中に入れ!」
そうして中に若干の魔物共々入り、ゲートを消し、建物の影に入った。
その直後に、爆発が起こり、辺り一帯が光に飲まれたのであった。
暫くして皆を見ると踞っていた。バリアーのおかげで中はなんともなく、放射線も通さないようだ。
ただ、外は大変だ。何せ核爆発が起こったのだ。
端末を操作しても反応はない。多分広範囲だと思うので見ても何もない。
ろ
ここの施設をそのままにもできず、皆を送り出し、バリアの発生装着を最後に飛行挺と分かっているのから収納し、最後にバリアーの発生装置を収納した。
当たり前だがバリアーはその時点で消えた。
熱気と荒廃した無惨な景色が広がっていて、一端別の所に行き、自分にクリーンを掛けた後、皆の所に戻ったのであった。
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