第167話 突撃

 城門付近の魔物を一気に制圧し、俺はかなり強く魔力を込めたサラマンダーを50体程出して、周辺に解き放った。魔物を駆除せよと。


 そして次に城門にいる魔物を駆逐している。やはり上級に当たる魔物が多い、A級以上がうじゃうじゃいるのだ。


 よく見ると全身傷だらけの女性と老紳士が背中合わせに魔物を倒している。先程から時折魔物が外に飛んでいるのはどうやらこの二人が蹴散らしていたようだ。周辺には生きた人は他にはいない。この二人も出血が多く、俺達が来なければ長く持たないだろう。


 志郎「助太刀する」


 女性「今すぐ逃げなさい。一般冒険者がが敵う相手ではありません。大聖堂に逃げるのです」


 志郎「心配するな。少なくとも貴女達より俺は強いぞ。これでもSSSだからな」


 女性「ああスケコマシ王が来たのね」


 志郎「せめてハーレム王と言わないかい?」


 普通に会話をしているようだが、大声である。しかも魔物を駆逐しつつ普通に喋っている。確かにこの女強いし、老人もお嬢様とかなんとかこの女に言ってるから主従関係かな?でも二人共オリヴィア位強いな。魔物の数があまりに多いので傷を負っているが、通常は傷なんて負わないだろうという強さだ。


 女性「流石に強いな。ただのエロガキかと思ったけど、強さだけは本物ね。ふふふ」


 志郎「傷だらけだが余裕だな。その辺り後でゆっくり誤解を解こうか」


 女の格好はビキニアーマーの出で立ちで手足は剥き出しだがすらっとしていて扇情的なスタイルで涎が出そうだ。ヘルムをかぶっているので顔は良く見えない。返り血で汚れている。青い髪が肩まで肩までかかっている感じだった。背丈は170位か


 女性  レニス  24歳処女

 83-55-84

 と出ちゃった。


 まずは周辺を駆逐して城門付近から魔物がいなくなったのを確認し、アリゾナ達に俺の周りに魔物を近づけるなと命令したのだった。

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