権威主義?
童話や児童文学の奥には権威主義がある、
とする人の発言に、想うこと色々。
そもそも、権威主義ってなんだろう。
Wikiによると……
(引用開始)
政治学上の用法では、権威主義体制とは非民主的な体制の総称であり、通常は独裁、専制、全体主義などを含むが、権威主義体制を民主主義体制と全体主義体制の中間とする立場もある[6][7]。
(引用終わり)
という理屈から見てみると、児童文学は、そもそも、
子どものために、教育として、という形を取って、子どもを民主主義から引き剥がす目的があった、ということらしい。
子どもに民主主義って、わかるのかなぁ。
うちの婚家は、異様に民主的で、どんな小さなことでも、家族会議にかけてます。
実家では、母がすべてを決めていたから、隔世の感がある。
でもさ、わからず屋の子どもになにかを教えるときは、
上からガツーンということも、あるよね~
たとえば、「なまはげ」とか、連れてくると、効果的だよねー。
子どもに対しておもねるような作品が多いラノベと、
児童小説は違うような気がする。
それが権威主義なのかもしれない。
ただ、ラノベを読んでると、なーんか、話が主人公の都合のいいように転がりすぎていて、
ゲンナリすることが多いんだよ。
最近、半沢直樹にハマってるから、
なおさらそう思えるんだろうけれども。
児童文学の新美南吉が、上皇后お気に入りだったということもあり、
色眼鏡で見ている人もいるだろうし
じっさいに、権威主義的なところもあるんだろう。
でもさ、雑誌『日本児童文学』では、権威主義的なところはほとんどなかったぞ。
そんなの百も承知で言ってるのさ、とも書いてあった。
真意がわからん。
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