「使える核」高まる懸念
中国新聞、2月11日(火)版。米海軍小型核弾頭配備、という記事。
核なき世界を唱えたオバマ前政権の路線を
トランプさんがひっくり返しちゃった、と書いてあります。
潜水艦に核弾頭を配備して、秘密裏に対象に近づき、
イランや北朝鮮の標的を
10~15分以内に攻撃できる、とのことでした。
戦争の抑止のために、核を使うという話です。
言うことを聞いてくれない国、とくに
イランや北朝鮮に対して、
武器をちらつかせるやり方です。
小型核兵器だから被害が低いとは限らない。
最新のスマホが、古いパソコンより優れているように、
小さくても優れているものは、いくらでもあるからねえ。
核を振り回して恫喝する手口は、あまりにも使い古されちゃって、
わたしは、もう、慣れっこになっちゃいました(笑)
アメリカは、自分中心に世界が回ってると思ってるねえ。
実際、景気とか技術の進歩の仕方とか、
アメリカはすぐれたところがたくさんある。
しかし、どんな優れた国でも、栄枯盛衰はあるわけです。
約500年前には、ポルトガルやスペインなどが優れた国と思われていた。
日本人は、かれらのいいとこ取りして、技術を発展させてきた面がある。
力を持つってことは、責任を持つということでもある。
日本も、技術力で発展したことから、経済大国とおだてられてたけれど
バブルで有頂天になってる間、
日本の世界への責任についてはだれも言及しなかった。
いま、教育も育児も荒廃しまくってますね。
責任を引き受けてこなかったせいだと、個人的には思う。
まあ、危険な武器ほど、抑止力になるという説もあるけどさ。
いちど、核の実験場に身を投じてみたら?
簡単には死なないから、勉強になるかもよ。
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