内容自体は十二分に読むに値する良作です。 主人公の持つアーティファクトの能力が十全に使われるようになるまでは緊迫感もありますし、入手アイテムのリストを見るのもワクワク感がありました。 しかしクラン結成の手前あたりから題名の回収に入ったという感じで、戦闘に対する緊張感が大きく減じたように思います。 また、1話の文字数が異常に少なくなっており、正直毎日追っていたら内容が薄くて読んだ満足感が非常に低いです。1週間に1度程度の更新頻度が妥当でしょう。
まずバックラーという冒険者者に出てきそうなものに焦点を当てつつ主人公ザートが少しずつ成長し、世界が広がっていくのが爽快である。更に何でもお任せ設定になりがちなファンタジーとは一線を画す描写力が凄まじい。ただのそこら辺にいる兵士さえ本当に存在しているかのような気分になる。あなたもこの小説を読んでザートの物語を楽しんでみませんか?