第6話 気になる渡辺君

ふと隣のコートを見ると、渡辺君の姿があった。

見るといつもいる彼。

そんな渡辺君が気になるなぁ…。

同じ部活のただのクラスメートだ。

そう、ただのクラスメート。

好きとか恋とかいわなければこのままいくだろう。

それからの私は、かわっていった。

気になってるぶん、教室で彼に話かける事はしなくなっていった。

意識してると、どう話していいのかわからなかったのだ。

臆病な私がいた。

このままでいいのだろうか…。

気持ちと行動、必ず一致するものでもない。

話すことがなくても、私の気持ちは彼に傾いていったのだ。

彼は学力も優れてる様子で、勉強とクラブを両立させていた。

私は彼が好きになっていたのだ。

いつになく目で追うようになっていた。

ドキドキと恋する私。

そんなある日、ある事件が起こった。

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