2/20 宿題が終わらない。

 始めたころはただ楽しかった文章がぱったり書けなくなり、しばらく経ってやってきたのが「書くのがひたすら面倒くさい」期。一種の停滞期というやつだろうか、今現在も抜け出せそうな気配がない。

 書きたいことが無いわけではないのである。旧作の外伝的なものも書きたいし、中断したままになっている連載作を完結させたい。短い二次創作なんかも書いてみたい。しかし書くのがやたらと億劫で億劫で仕方ないという。行動に移すエネルギーがないのに書きたいものだけが積み重なっていくのもなかなかにしんどくて、生きているだけで発生する小さな負債が積み重なって大きくなり身動きが取れなくなっていくかのようである。最初はほんの少額の借金だったのに支払いが滞った瞬間爆速で利息が膨れ上がっていく様に似ているなと考えると死にたくなるので、毎日コツコツやっていればそれほど負担ではなかった宿題(ドリルだとかワークだとか赤ペン先生系の通信教育だとか)をサボると後のち現実には居もしないドラえもんに泣きつく羽目になるという、ダメな小学生あるあるに喩えて心理的なダメージを軽減をはかるのだった。

 まあ、なんにせよしんどいことはしんどいのだが。


 ところで、数年前からカクヨムで読んだ本の感想をまとめたものをエッセイとして公開している。こちらとこちらである。


 https://kakuyomu.jp/works/16817330656533448395


 https://kakuyomu.jp/works/16816700428107623238


 もともと本の感想文を書く気になったのも、長編を数本書き上げたあと何も書くネタがなかった頃、文章を書く習慣だけは失くしたくないという気持ちから始めたものだった。その筈なのに現状、サボリにサボりまくっている。

 どの程度サボっているかというと、二〇二四年に読んだ本の感想を一本も書いておらず、いずれ書かなきゃならないことを一日数分は思い返しては気が沈む程度にサボっている。書くことをやめたくない! というなけなしの真面目さから始めた企画だったはずなのに御覧の有様ですよ。

 今年に入っても本は読んでいるので、書かなければならない感想は私が本を読むのをやめない限り増えていくのである。正直かなり憂鬱である。どんなに面白い小説を読んでいても「このあとこれの感想を書くんだよな……」と考えだすと、肩の上に小石が一つずつ乗せられていくような気にさえなる。

 そんなに負担ならいっそ書くことをやめればいいのだけど、なにかしら感想をまとめておかないと読んだ本の内容を忘れてしまうのである。それはそれで自分が困るのだった。


 ここまで読んだ中で、去年読んだ本の感想なんて書けるのか? とお疑いの方もおられよう。いなかったとしても、いるという前提で話を進める。質を問わないなら書くことは可能である。

 私は本を読み終わったら一応、紙のノートにメモを書いている。真面目だった最初のうちは、自分でまとめたあらすじやら印象やらを細かく書き残していたが、ここ数年は非常に面倒になって裏表紙や出版社のサイトに掲載されているあらすじをそのまま書き写したり、どうしても忘れたくない箇所や作中の固有名詞をメモする程度になってしまった。しかしこれで結構、あとから読み返すとなんとなく読んだ時の感想がわりと蘇るのである。むしろちょっと間を置いた方が、読み終わった直後のパッションをぶつけただけのものより客観的で簡潔な文章が書ける……気がする。

 

 ちなみに、カクヨムで感想文を公開するまでには、紙のノートにメモを残したあと、「某SNSに本を読み終わった報告をする」→「別のSNSにもうちょっと詳細な感想を書く」→「twitterでやや長めの感想を書く」という工程を踏んでいたりする。はっきり言って面倒である。そんな手間をかけているから、一応本番ということにしているカクヨム用の感想を書く段階にはもう疲れ果ててしまうのだ。自分でもわかっているのだ。でも読んだ本のことくらいしか、SNSを稼働させておくネタがないんだから仕方ないじゃないか! と開き直りたくなってしまうが、そもそもそこまでして頑張って稼働させるもんでもないだろうにSNSなんて、と正論で返されたらぐうの音も出ないのだった。


 まあ、アホなことばかり書いている読書感想文だけど、あれでこうやって苦労して書いているので、何かしら反応をいただけると更新頻度もマメになるかもしれませんよ? と、イヤらしい誘い水をかけて今日の日記を終えることにします。

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