2/16 本を買う場所
これをお読みの皆さまは、普段どのように本を購入されておられるのでしょう?
Amazonなどの通販でしょうか? それとも電子書籍がメインで紙の本は買わなくなったという方が多いのでしょうか?
私はと言いますと、このご時勢、愚直に最寄りの本屋(といってもチェーン書店の郊外店舗ですが)で紙の本を購入しております。もちろん田舎の本屋なので欲しい本が入荷してない事の方が多いのですが、そういう時には取り寄せてもらいます。
便利な現代文明を否定する確固たる思想があるのかと誤解されそうですが、別にそんな大層なことではありません。もともと欲しい本が欲しい時に手に入らないのがあったりまえな田舎でネット普及前の平成初期から中期を過ごしていたため、
本屋に行く→欲しい本が本屋に入ってない→入荷するまで本屋に通い詰める。
あるいは、
本屋に行く→欲しい本が本屋にない、もしくは田舎の本屋には最初っから入ってこなさそうな本である→本屋に注文して届くまでしばし待つ。
……という、購買リズムが身に沁みついているだけの話です。
この令和によくそんな生活を送っていられるな! とあきれる方もいらっしゃるやもしれませんが、もうすっかり慣れているのでそこまで苦にはなりません。
もちろん、欲しい本がすぐ手に入らないもどかしさ、近所にあるわけではない本屋にまで赴かなければならない面倒さなど各種ストレスがつきまといますが、欲しい本が即効で手に入った所ですぐさま読むとは限りませんからね……(積読の山を横目で見ながら)。あと、出不精なのと買って楽しいものが今のところ本くらいしかないので、「さあ、本屋に行くぞー!」という楽しみくらいないと外出する気合が入らないのです。ほっとけば延々と家の中に引きこもる気質なので……。
あとまあ、新刊書店でも古本屋でも図書館でも、本がたくさんある空間にいること事態が何よりの気晴らしになるタイプなので、何かしら理由をつけて本屋に行きたいという気持ちが簡便な生活に踏み出せない一番の理由かもしれません。
――しかしまあ、大型書店の閉店の話題相次ぐこのご時勢、ここまでリアル書店の売り上げに貢献しているんだから、毎年図書カード一万円分くらいプレゼントされてもバチ当たらないと思う……。
本屋で本を買う話などをしたのには、ちょっとした理由がありまして……。
といってもたいしたものではありません。水曜日に久々に街中まで出かけて大型書店に立ち寄っただけのことであります。
でも、どこをみても欲しい本がある! という状況にテンションが上がりまくり、多幸感に包まれる至福の一時をすごすことができました。財布にも限度がありますので購入できた本はその中の一冊だけなのですが、嗚呼……(やっぱり年に一回くらい一万円くらいの図書カードを贈って欲しい)。
本を購入するのにいちいち悩まないで済む身分になりたいものです。
・本日のニチアサ……
一週間のルーティンに「ニチアサを見る」が組み込まれて数年……。特にプリキュアを見ないと週を一巡りした実感が持ちづらい。
さて、ヒープリの青、ちゆさんのデビュー戦だったわけですが、わずかなヒントから状況を推理し分析する彼女の頭の速さに度肝を抜かれました。あの頭の回転速度の速さと異常な状況をさっさと受け入れる適応力の高さはほぼギャグの域でもあったようにみえましたが、なんにせよクールで知的で格好いい、魅力ある女の子でしたね。優秀な外科医をイメージしたような変身バンクも素敵でした。クールビューティー系の青キュアさんは何人もいたけど、情に裏打ちされた理知を前面に押し出した演出はなかなか画期的だったのでは?
画期的といえば、主人公ののどかさんが大病を克服した設定であるのもそうですよね。はぐプリのはなさんが苛めからのサバイバーだったことも衝撃的でしたが。
そういった設定に救われる女児さんもきっといることでしょう……。
・本の話……
最近読み始めた、谷崎由依『遠の眠りの』がすごく好みで嬉しいです。昭和初期の福井県にあった百貨店と、そこにかつてあった女子歌劇団の物語。少しずつ手稲にに進む物語をちょっとずつ追っています。
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