クラスメイトに話しかけられる?

 朝、同じ高校に通ってる女子高生を助けた後、僕は急いで学校に行った。学校にはギリギリだったが間に合った。その後、午前中の授業を全て受け、今は昼休みの時間、その時に事件は起きた。


「ね…ねぇ…今日の朝、私のカバンを奪われたのを取り返してくれたの君だよね?」


僕がいつも通りに屋上で弁当を食べるために、屋上へ向かおうとすると、女子生徒に話しかけられた。それよりも今、彼女が行った事…今朝、僕の身に起こった事件と似ている。彼女をよく見てみると、彼女の顔は今朝、ひったくり事件に巻き込まれた女子生徒だったのだ。彼女の容姿は、綺麗な長い金髪をストレートにしていて、肌は白い。スタイルも良い!! お姉ちゃんみたいな人だなー ま、お姉ちゃんの方が断然かわいいけどね!!朝、彼女を見た時は、彼女の容姿をゆっくり見てる暇は無かったのだが、こうして再会してじっくり見てみると、彼女の顔は綺麗だった!! っていうか、僕と同じクラスだったのか… 全然気づかなかったなー まークラスメイトの顔なんて、まともに見た事ないしなー気づかないのも無理ないかー


「君、僕と同じクラスだったんだね それよりもこれからは、ひったくりには気を付けなよ、最近物騒な事件も多いからさ」


「う…うん!!ありがとう… 私、荒井君にお礼がしたくてさ!!朝は本当に私のカバンを取り返してくれてありがとう!! 本当は朝、助けてくれた時にでも、すぐにお礼をしとくべきだったんだけどさ… 君、すぐに学校に行っちゃうからお礼を言えなかったんだよね」


「いえいえ、あれは人として当然の事をしたまでで それより僕の名前を知ってるんだ?」


「あ…当たり前じゃない!! 私達同じクラスなんだよ? 私達、入学してから2週間以上は経つんだし、クラスメイトの顔と名前くらいは覚えるよ」


「へー そう言うものなのかー 僕は全然クラスメイトの名前を覚えられてないなー これってやばいのか?」


「別に、やばい事は無いでしょ? 人の顔と名前を覚えるの苦手って言う人もいるし」


「そうなのか… じゃー僕はまだセーフゾーンだって言う事だな」


「ふふふ… 荒井君って面白い事言うんだね 私今日、君と話を出来てよかったよ ね…ねぇ よかったら何だけどこれから一緒に…」


「品川さん!! こんな所で何してるの? 早く俺達と一緒に弁当食べようぜ!!」


彼女が何かを言いかけた時に、クラスの男子が彼女に向かってそう言った。 彼女の名前って品川さんって言うのか… 聞いた事無いなー


「う…うん!! 今、行くね!! 荒井君、私呼ばれたから、もう行くね… また、話そうね!!」


彼女はそう言うと、彼女を呼んだ男子生徒がいる男女グループの所に向かった。彼女が僕と離れる際、一瞬残念そうな顔をした気がするが、気のせいだろう… 僕は彼女がグループに入って行くのを見た後に弁当を食べに屋上へと向かった。 今日は珍しい事がいっぱいあるなー

 




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