岬の灯台

増田朋美

第一章

岬の灯台

第一章

年の瀬、というのは、いつの時代もあわただしいものである。普通の人なら、たぶん耐えていけるようにできているんだろうが、時には、忙しすぎて、精神関係が、うまくいかなくなってしまう者も少なくない。そうなると、年の瀬というものは厳しいものになる。親戚関係者の来訪や、餅つきやおせちづくりなどの、行事が、非常に苦痛になるからだ。そういう人は、家庭内で居場所がないとか、親戚の

人に会わせる顔がないとか、非常に苦痛で、周りからの理解の得にくい悩みを抱えながら生きていくことになる。

製鉄所も、そういう訳で、年末は非常に忙しくなるのだった。以前、青柳先生が管理していたころは、問題のある子どもたちをあずかって、製鉄を体験させることによって、立ち直らせるための施設

と定義されていたが、ジョチさんこと曾我正輝が管理するようになってからは、居場所がない人たちが、寝泊まりしたり、日帰りで勉強したりする施設に変わっている。それが善悪どうのこうのと評価されるわけではないのだが、以前より、入る敷居がずっと低くなって、より多くの人に利用されやすい施設になった。そういう訳で、家族の目から逃れるためだったり、一時的に避難したり、安心して勉強したり、仕事をしたりするために、若い人達より多く利用するようになった。

そういう訳で、利用者のなかには、ちょっと心が疲れてしまっているのかな、と思われる程度の人から、ものすごい重大な問題を抱えている人まで、いろんな人が利用するようになった。そういうことは、利用者たちが互いに話し合って、解決するようになっている。ときに其れで、大きなトラブルが起こるのではないかと心配されたが、そのような事は一度もない。問題が大きくてもそうでなくても、彼らには、重大なことであるし、それは何よりも利用者たちが、一番わかっているからだ。

そういう訳で年末に、家の人たちから逃げて、製鉄所に来たいという人が増えるため、利用者の世話係として手伝っているブッチャーも、非常に忙しくなるのである。

「今年は、受験生の利用者が多いですねえ。」

食堂で、熱心に勉強している利用者たちを見て、ブッチャーは、庭掃除をしながら、一寸溜息をついた。受験というのは、人生のシナリオから見れば、余り大したことはないと、ブッチャーは個人的にはそう思っているのだが、なぜか受験生には、ものすごい重大な出来事に見えてしまうらしい。学校の先生がそう煽るのか、それとも親御さんがそう煽るのか知らないが、受験生さんは、もうちょっと、のんびりした方が、その後の人生にも幸せになれるのではないかな、とブッチャーは思っていた。

「ほら、どうなさったんですか。そんなに泣かないでくださいよ。」

不意に玄関先でそういう声が聞こえてきたので、ブッチャーは、何が起きたのだろうと、すぐに玄関先に向かった。間違いなく、製鉄所を現在管理しているジョチさんの声なのだが、同時にしくしくと泣く、女性の声も聞こえてきたのだ。

「あれれ、どうしたんですか。」

確か、ジョチさんは買い物に行っていたような気が、と思いながらブッチャーは、玄関の戸を開けた。

そとには、ジョチさんその人がいて、隣に、18歳そこそこの現役高校生の女性利用者が、立ったまま号泣しているのである。

「あ、どうもすみません。たまたま、富士駅で泣いているのが見えたので、連れてきてしまったんですよ。なんでも、模試の点数が悪かったそうで。」

と、説明するジョチさんは、にこやかに笑っていた。

「だって、理事長さんには大したことないでしょうけど、東大に合格できる可能性は、30パーセントしかないって、、、。」

と、泣きはらす彼女に、ブッチャーは、とりあえず、製鉄所の中に入るようにといった。彼女はジョチさんに促されて、ほかの受験生の邪魔にならないように、応接室に入った。

「東大だって?なんだか、そんな立派過ぎる大学を目指さなくても、いい大学はほかにもいろいろありますよ。」

呆れた顔をしてブッチャーは、とりあえず、二人にお茶を出した。彼女は、やけ酒をあおるようにそれを飲み干した。

「だって、母を超えるには、東大に行かなきゃだめなんです。あたしは、小さいころから、母にいい点数をとらないと、毎回毎回叱られてて、、、。」

という彼女。彼女のお母さんは、国立の有名大学を出ていると聞いた。お母さんが本当に厳しく育てているのかどうかは疑問だが、少なくとも彼女には、そう見えてしまうのだろう。だからそれを見返してやるために、東大に行く、ということが彼女の目標なのである。本当は、お母さんと自分は違うんだ、と思い直して、自分のすきな大学に行くのが、理想的なのだが、どうも彼女はお母さんを超える、という事を、目標にしているらしい。それがかえって自分を苦しめていることに気が付いたら、もうちょっと、楽になれると思うのだが、彼女はまだそれに気が付くのはまだ、遠いかなと思われた。

「そうはいっても、僕も大した大学は出ていませんよ。誰でも、行きたい大学に行けるわけじゃありません。周りからの評判が悪い大学であっても、とても素晴らしい教育を受けることができた人だって、いるんですから、東大にこだわる必要もありませんよ。大切なことはね、東大に行くかではなくて、その大学で何を学びたいか、なんじゃないですか。」

ジョチさんが、一生懸命励ましても、彼女は泣くばかりだった。いくら模試を受けても彼女が東大に合格する可能性は、30とか、40パーセント程度しかでない。決して勉強を怠けているわけではないのだが、いくらやってもそうなので、東大ではなく、ほかの大学へ切り替えてもいいのではないか、とブッチャーも思うのだが、彼女はどうしても東大にいきたい、という思いを捨てきれないようなのであった。

「もう、そんなに東大にこだわらなくなっていいじゃありませんか。其れよりも、丈夫な体と健康な心、これが何よりの宝ですよ。それがないと、どこにも行けなくなっちゃいます。俺の姉ちゃんとか、今ここにいる水穂さん、、、。」

ブッチャーがそう言いかけると、いきなり廊下を一人の利用者がドドドドッと走ってきて、応接室へ飛び込んできた。

「ブッチャーさん、ちょっと来てくれませんか!」

「何ですか、なにかあったんですか?」

ブッチャーの代わりにジョチさんが返答をした。

「水穂さんがまた発作を起こして大変なんです。すぐに来てくれませんか!」

と、利用者がそういうと、

「なんだ、またですか。さっき、薬飲んで眠ってもらったばかりなのに、なんで全く。」

と、ブッチャーは、顔を拭きながら急いで四畳半に向かう。受験戦争の話は、ジョチさんが引き継いだ。

ブッチャーが四畳半に行くと、確かに水穂さんが咳き込んでいる声がした。先ほどの受験戦争の話のせいで、ブッチャーは、他にだれがいるのか、すっかり忘れていた。

「水穂さん大丈夫ですか!」

急いでふすまを開けると、水穂さんは布団の上に座っていた。隣には、花村さんがいて、静かに水穂さんの背中をなでてやっている。

「大丈夫ですよ。無事に吐き出してくれましたから。」

花村さんは、そう言って、水穂さんの口元をタオルでふき取った。同時にタオルは、真っ赤に染まってしまった。

「もう、横になりますか?」

花村さんは、水穂さんを横向きに寝かせ、引き続き背中をさすってあげている。受験戦争の話が終了したのか、ジョチさんも四畳半にやってきて、この有様を見ていた。

「水穂さん、薬飲んで休みますか。だけど、最近、なにかあるたびにこんなことばっかりじゃないですか。自分でも、もうちょっと気を付けてくれませんかね。」

ブッチャーは、薬を飲ませながら思わずそういうことを言ってしまう。確かに、この頃、よく発作を起こしますね、とジョチさんもため息をついた。

「そうですね。確かに、こうしてたびたび発作を起こされては、ブッチャーさんたちも参ってしまいますよ。かといって、水穂さんが不摂生をしているという訳でもないんですが、、、。」

ジョチさんの言う通り、どっちもほんとだ。ブッチャーは、そうだそうだという顔をしているし、水穂さんは、ブッチャーから飲まされた、止血剤のおかげで静かに眠っている。

「まあ、ご飯を食べないのは、確かにその通りですが。」

ブッチャーは、一つため息をついた。

「そういう事なら、一つ提案があるのですが。」

と、水穂さんの背中をなでる手を止めて、花村さんがこんな発言をする。

「今の時代は、あまり一般的ではありませんが、私がまだ幼いころは、こういう重大な病気になると、時々実行されることがありました。具体的に言いますと、病院にはいるのではなく、都会からちょっと離れたところにある、貸別荘などに行って、療養することです。」

「ああ、つまり、転地療養という事ですか。しかし、今はそういうことをやってくれる施設があるかどうか。」

と、それに便乗してジョチさんが言った。

「確かに昔は、よくありましたよね。ですが、今は、入院という事はあっても、そういうことをしてくれる施設は非常に少ないですよ。」

「まあそうですが、これだけ受験生ばかりの環境で、ただでさえ不安定になりやすい利用者さんばかりに囲まれていては、水穂さんも休めないのではないでしょうか。そういう訳で、こうして頻繁に発作を起こすのでしょう。それに、受験で不安定になりやすい利用者さんたちから見ても、少し離れた場所で療養した方が、合理的です。確か、温泉地では、湯治を専門に扱っている旅館なども存在するようですよ。ちょっと問い合わせてみてはいかがでしょうか?」

花村さんは真剣な顔をしていった。

「もし、水穂さんが療養するとなれば、誰かひとり付き添いを付けて、行ってみてはいかがでしょうか。」

「おう!名案じゃないか!」

不意にでかい声がして、全員後を振り向いた。

「杉ちゃん、いつの間に来てたんだよ。」

ブッチャーが言う様に、廊下にいるのは杉三その人である。

「そのためにちょうどいい場所があるよ!よし、直ぐ電話して、連れて行こうぜ。」

「ちょっと待ってください。静岡には、湯治用の旅館はあったでしょうか。先ずそれを調べることが先決ですよ。まあ、一寸遠いですが、湯河原に、なんとかの湯という、治療専門の旅館があったことは知っているんですがね。」

と、ジョチさんがタブレットを出したが、杉三は、それを制し、

「いやいや、大丈夫だ。静岡の接阻峡温泉で療養させてもらえ。そういう時は、わざわざ知らないところに頼むより、知っている奴にお願いするのが、一番いいよ。」

と、カラカラと笑った。

「一体どこですか。」

と、ジョチさんが聞くと、

「おう、弁蔵さんのところ。亀山旅館だ。場所は、奥大井だ。これなら、湯河原迄いかなくても大丈夫。奥大井は空気はいいし、うるさい自動車も走ってないし、聞こえてくるのは、電車が走ってくる音だけだし。療養にはぴったりの環境だ。それに、弁蔵さんならこっちの事情を知っているし、すぐに許可してくれると思うよ。」

と、こたえる杉ちゃん。これにはみんななるほどと思った。確かに接阻峡温泉は、余り観光客もいない、穴場的な場所である。

「わかりました。僕も今の環境では水穂さんも休めないと思いますので、奥大井で療養してもらった方がいいと思います。でも、水穂さん一人で行かせるわけにもいきませんので、誰か、手伝い人を募ります。」

と、ジョチさんが結論を出した。さすがに長という職種についている人物だ。こういう時の決断は速かった。

「俺は、呉服屋の仕事がありますので、、、。」

とブッチャーが言いかけるが、杉三はにこやかに、

「はい!僕僕!」

と手を挙げた。

「そうですか。でも、一人だけでは頼りないので、もう一人くらい手伝い人を付けたほうがいいと思いますが。」

と、ジョチさんが言う。その言い方は柔らかいが、裏には杉ちゃん一人では、ちょっと心配だという意味も含まれていた。

「ごめん、俺はちょっとなあ、、、。貧乏呉服屋の商売で、忙しいんだ。」

と、ブッチャーは、頭をかじる。

「そうですか。なら、吉田さんの下にでも相談してみますか?」

ジョチさんが、タブレットをとったが、

「私が参ります。」

と、花村さんが言ったので、皆驚いてしまった。

「私なら、転地療養の経験もありますし。秋川さんには少し暇を与えてもいいと思いますので。」

「いいんですか。花村先生も、忙しいでしょう。お箏関係は、演奏が多いのではないですか?」

ジョチさんが、みんなを代表してそう聞くと、

「いいえ、最近の受講生さんたちは、皆さんお年を召した方ばかりで、この時期は、お孫さんが

来るので、仕事は休みたいという人ばかり何ですよ。だから、毎日暇なんです。」

と、花村さんは、にこやかに言った。

「わかりました。じゃあ、杉ちゃんと花村さんの二人で、水穂さんを奥大井で療養させてあげてください。もし何かありましたら、僕のところに連絡して下されば、僕も手立てを考えますから。」

ジョチさんがそう結論を出して、水穂さんの転地療養が決定した。そのあとの話はすぐに決まった。弁蔵さんの亀山旅館に電話すると、いつでも来てください、と弁蔵さんはにこやかに言っていたし、金谷駅まで迎えに行くとも言った。目を覚ました水穂さんにも、要点を伝えたが、確かに受験生ばかりの環境で相当参っていたらしく、すぐに、わかりました、奥大井に行きます。といった。

翌日。花村さんが呼び出してくれたタクシーに乗って、水穂さんは富士駅に向かう。花村さんに支えてもらって、よろよろと歩いているような感じだったが、なんとか、タクシーに乗る事も出来た。富士駅で杉ちゃんと会い、老駅長に手伝ってもらって、三人は、電車に乗り込み、金谷駅で降りた。そして、金谷駅で弁蔵さんと会い、形式的な挨拶を交わして、弁蔵さんに手伝ってもらいながら、大井川鉄道の気動車に乗り込む。

その日は、良く晴れていた。花村さんが、軽く自己紹介すると、弁蔵さんは、すぐに打ち解けた。二人は、にこやかに箏の話とか、周りの景色の話とかそういうことを話していた。

そうこうしているうちに千頭駅に着いた。ここで駅弁を買って、アプト式電車と呼ばれる井川線に乗り込む。全員駅弁を食べながら、周りの景色の話とか、にこやかにつづけていた。そして井川線名物の奥大井湖上駅に到着した時には、日常生活から離れた別世界のようだと、花村さんはそう感想を言った。その次の駅が、亀山旅館のある、接阻峡温泉駅であった。

弁蔵さんに連れられて、水穂達一行は亀山旅館に到着した。部屋はすでに用意してくれてあったので、水穂さんはすぐ布団に寝かせてもらった。


一方、蘭は、最近になって、周りがおかしいことに気が付いた。杉ちゃんの家に行って、買い物に行こうとしても返事がない。どこかへ旅行に行こうというのなら、必ず報告するのが杉ちゃんなのに、おかしいな、と蘭は思った。アリスに聞いてみてもわからないという。のんびりした性格の彼女は、まあいいじゃないの、蘭、杉ちゃんが旅行が大好きなのは、蘭も知っているじゃないの、なんてしか言わないのだった。

「しかしだよ。フランスへ行った時だって、ちゃんと僕に出かけると報告してから出かけて行ったんだ。其れなのに、なんで急に消えてしまったんだろうか?」

と、蘭は、朝食を食べながら、頭をかじる。

「だからあ、またどっかへ行きたくなったのよ、蘭。クリスマスをフランスで過ごして、お正月はどっか和風のところにでも行きたくなったんじゃないの?」

アリスは、化粧をしながら、蘭に言った。

「和風のところ。何処だ其れ。」

蘭は急いでそこへ突っ込む。

「知らないわよ。そんなの。あたしだって聞いてないもの。」

アリスはすぐに答えた。

「でも、和風のところとは、杉ちゃんから聞いたのか?」

「其れはあたしの推量。其れは杉ちゃんに聞いてよ。」

一度答えを得てしまうと、いい加減なことでは蘭は容赦しないのだ。

「杉ちゃん、お前に何処へ行くとか、そういう事、言ってなかったのかい?」

こんなことを聞き始めてしまう蘭。

「知らないわ。あたしは、杉ちゃんから何も言われてないわよ。ただ、回覧板をもらった時に、二週間ほど、家を留守にするが何も心配はいらないって、聞いただけの事だもの。」

と、アリスは、それだけ言った。

「それでは杉ちゃんは、お前に、そういうことを言って言ったんだね。」

「まあそうよ。でも、あたしは、蘭にはとっくに同じことを言っているだろうな、と思ったから、あえて言わなかった。」

と、アリスは、そういうのである。

「おい、お前、僕に何か隠してないか?なんで杉ちゃん、お前に二週間ほど留守にすると言っておきながら、僕には何も言わなかったのか。」

「知らないわよ。隠している事なんてないわ。ただ杉ちゃん、にこやかに行ってくるねとしか言わなかったわよ。まあ、旅行だいすきな杉ちゃんの事だし、また旅行に出てもおかしくないかと思って、あたしは、そのままにしておきました。」

アリスは、しつこい蘭に、嫌そうに言った。

「ちょっと待て。杉ちゃんの事だから、足が悪いし、文字の読み書きもできないわけだろ。其れなら、一人で旅行なんて絶対できるわけないじゃないか。誰か付き添いがいるんだよ。其れは誰だとか、言わなかったの?」

「嫌ねえ蘭は。障害があっても、一人で旅行する人はたくさんいるじゃない。ほら、最近では介護タクシーというモノも流行っているし、御金を払えば、お手伝いさんなんていくらでもつけられるわ。杉ちゃんがそれを利用して、一人で旅行に行ったとしても、何にもおかしなことじゃないわよ。」

あーあ、こういうところが、西洋人を妻に貰うと、損をするところである。彼女のふるさとである西洋では、車いすであっても、運転手を付けて旅行に行く人は本当にたくさんいるし、当たり前のように、それが行われている。それはそうなんだけど、日本にはそのようは光景は、ほとんどない。障害者が一人で旅行に行くとなると、大変なことになってしまう。アリスはそういうところに、気が付いていないのだ。

「そうなんだけど、お前、心配じゃないのかい?杉ちゃんが、どこかへ旅行なんて。」

「何にも。心配はないわよ。福祉サービスは、いろいろあるし、杉ちゃんには親切な駅長さんもいるし。大丈夫よ。心配なことがあるんだったら、蘭に電話するはずよ。それがないんだから、順調にいっている、と思えばそれでいいじゃない。」

アリスは、蘭にそういうが、蘭は、どうも杉ちゃん、なにかたくらんでいるんじゃないか、と、思うのと、心配な気がしてならないのだった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る