横顔
本と珈琲。
第1話
俯く横顔。
横顔がとても綺麗なのだ。
鼻の形も含めて。
髪は直毛でサラッとしている。
本人は薄くなるのを危惧しているけれど。
その為の労力も努力も惜しまない。
横顔から喉仏までの顎のラインの均一も。
正面顔はムスッとしたハスキー犬みたいだけれど。
初めて会った時からずっと横顔に見惚れてたなぁ…あれから何年経ってるんだと呆れつつも思う。
そりゃあ、いつもこんな余裕がある訳ではない。イラッとしたりもするもの。勿論。
結婚ってするのは簡単、続けるのが難しい。
そりゃそうだ。
ずっと夢見心地な訳がない。
仕事、家事、育児で慌しい毎日の中で、ちょっと一息つけるのがオットの横顔。
横顔 本と珈琲。 @daizumochi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
それからのドーナツ/本と珈琲。
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
炭酸水/本と珈琲。
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
感情の波/本と珈琲。
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
身軽な女/本と珈琲。
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます