架空方言関連

とうとう誰もが待ち望んでいた架空の方言を作ってしまった件

 なんでこんなめんどくさいことを始めたんだか。


 拙著「レモン味のラムネ」で登場する架空の方言「奈津崎弁」は当初もっとシンプルなものにする予定だったのだが、小説を書き進める内に語彙数が膨れ上がり細かい文法が増え、自分でも扱いきれないような代物と化してしまった。

 もちろん、これは言語学的に正確なものではないし、方言学者が見たらなんちゅうデタラメだとボヤきそうなツギハギ言語だけれど、言葉遊びとして「ある程度の法則性」みたいなものは設けてある。それに気づくとちょっとしたパズルのように楽しめるかもしれない。

 要するに、これは新しい「役割語」なのじゃよ。

 アニメやドラマなんかで、よく「老人語」というのがあるじゃろ? 名探偵コナンの阿笠博士の喋り方みたいな。あれがもうちょっと複雑になったのが奈津崎弁ということなのじゃ。

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