けーき

サンハテナ

無題

とくに何もなく朝。午前中までに映画館にいこう。なんとなく予告CMでみたいとおもった映画を見に行く気になった。


とくに何もない9時。映画は9時45分からだった。僕はちかくの本屋にいた。いつも別に何か決まって読むものがあるわけでもないが、A5サイズの雑草の図鑑をペラペラとめくって眺めていた。僕一番好きな雑草はメジャーだけどオオイヌノフグリとタンポポだ。昔は白いタンポポが特別感があって好きだったが、今ではそういう小さなことに気を配ることを忘れていたから、むしろ黄色いタンポポでさえ輝かしく思えた。


気が付くと、もう35分だった。でも映画ってだいたい最初の15分くらいは予告が流れるだけでまったく映画が始まらないから45分までその本屋でまだ本をみていようとみていた。


映画の入る前にポップコーンを買うか迷った。あれって思ってるより音がするから恥ずかしい。別に他人ひとが食べてる分にはいいけど。


映画館内はすでに暗くて席を探すのがすこし大変だった。スクリーンの発光とスマホのライトを頼りに自分の席に向かう。いつもはやくいこうと思うのになぜか余裕をぶっこいて真っ暗闇の中で席を探すハメになる。僕はコーラーとホットドックをもって席に座った。ホットドックは普段買わないのだけどなんか食べたいので買ってしまった。ちょっと後悔もなくはない。でもまあいいか。でまあその後…


映画、面白かった。またいくのかは知らない。だいたいこういうのは気分だ。本当は計画的にやった方が変なところで時間をとらずに済むんだろうけど。まあいいよ。面白ければ…

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