目が見えない
黒豆
第1話
僕は目が見えない。
そう感じる程みんなとは見えている景色が違う。地面が歪み、亀裂が入り、パズルのようにバラバラの要素となっていくこの世界。
ぐちゃぐちゃになってなにも見えない。
その中で僅かに見えているのものだけを頼りに僕は歩いている。酷く息苦しい。
みんなにはこの世界がどのように見えているのだろうか。この世界を世界と見えるそれさえも酷く羨ましい。どんなに願っても手に入れられない当たり前の景色を僕はただ望む。
目が見えない 黒豆 @96001202
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。目が見えないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます