35 :無限がもたらす弊害

有限って素晴らしい。リアリティがあるところがいい。限りが有るから大切にする。その感覚もいい。価値を高めてくれる効果もある気がする。例えば時間が無限にあってチャンスも無限にあったらどうだろう?失敗も無限にできていくらでも新しく好ましい出会いがあって、例え死に別れてもいつでも会えるとしたら。多分人は一瞬一瞬を大切にしなくなるだろう。どうせ無限なんだ。なんとなくぼんやり。大切な人にありがとうと言わずに。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る