第3話 ワンスアポナタイムインアメリカ
完全版は4時間を超える超大作で、これより長い映画は私は観たことがないです。年末年始落ち着いたときにブルーレイとかDVDとかで観て、人生の深みとか友情とか裏切りとか味わってみるといいとおもいます。1回観ただけではよく分かりません。
解釈もいろいろです。監督・脚本のセルジオ・レオーネが亡くなった今となっては
真相は永遠に分からないでしょう。
ストーリーは、ユダヤ系ギャングの物語でアメリカの激動の時代、1920年の禁酒法時代から1960年代ごろまでの話を行ったり来たりします。「ゴッドファーザーPart2
」に似た展開です。主役は同じデニーロです。
主人公の昔気質のギャングというかマフィアの役ヌードルスを演じ、もう一方の主人公のマックス役をジェームズ・ウッズが演じてます。
マックスは禁酒法か終わりかけのころ警察に殺されたふりをして、太平洋戦争後、政治家となり運送労働組合やマフィアと結託し政治家となり大物政治家のベイリー長官になります。
ヌードルスの恋人も奪い、内妻かなんかにしています。すごい裏切りですね。
マックスの栄華も続かず、汚職事件とかでこのままだとマフィアとかに殺されるんですが、いっそ殺されるんだったら昔の友人のヌードルスに殺されようとピストルを渡すんですが・・・半世紀にも及ぶ一大叙事詩です。
ワンスアポナタイムなんで「昔、昔あるところで・・・」といった感じで、1960代は夢落ちともとれますが。
私の好きな映画「砂の器」にも似た感じです。
音楽はエンリオ・モリコーネ、ニューシネマパラダスの音楽もこの方だったと思います。
ちなみに、私は映画音楽では『ワンスアポナタイムインアメリカ』と『宇宙戦艦ヤマト』シリーズが一番いいと思ってます。「ゴッドファーザー」や「スターウォーズ」シリーズより好きです。
タランティーノもこの映画のファンで今年、ブラッド・ピットとレオナルド・デカプリオ主演のワンス・アポナ・タイム・イン・ハリウッドを撮り上映しました。
宝塚歌劇団も年始に舞台でやります。名作は何年たっても色あせないです。
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