第7話 犬におちんちんをペロペロされた時の話し

 犬におちんちんをペロペロされた話をしよう


 あれは、小学生の頃。


 風呂場から出ると、なぜか目の前に犬がいた。

 犬種はボーダーコリー。

 メス。

 かわいい。

 おすわりの状態で、子供の腰の高さに丁度よい感じの体高だ。


 その日も、ボーダーコリーにしては威厳の無い間抜けな顔でハッハッしていた。媚びを売るのが上手で、大体の人間に懐くみたいな犬だった。


 そして彼女は、目の前にぶら下がる僕のおちんちんを ぺろっ 


 なぜ。

 

 なぜコイツは、ぺろっとしたんだ。


 なぜ。


 確かに、コイツは何でも舐める性格ではあったけども。


 なぜ、ソレをピンポイントで。


 当時小学生だった僕は動転した。おちんちんをペロっとされるなんて初めての経験だったからだ。


 そして僕は、ある人に助けを求めた。



「お母さん!! 犬がちんちん舐めた!!!」

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