第3話 図ったなぁ~、いえ自業自得でした

「いたぁ~~~~い」

人化したのがいいけど、テーブルの縁に頭がぶつかった。

それもテーブルの縁を補強している固い部分に、まじめに痛い、う~なくぞ!!


そんなわたしを見てメイファさん足を抱えてプルプルと肩が上下に揺れてる

「ぷぅっっ、笑っちゃダメ、笑っちゃダメ、笑っちゃダメ、でもダメ、あははははは、あっ、頭をぶつけているし、あはははははは、この子、私を笑い殺す気なの、あははははは」

何処かの『逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ』てフレーズで別の言葉に代わっていたけどでも笑いの沸点低くないメイファさんが再び笑い転がっていた。

う~、こっちは痛いし、恥ずかしいんだぞ


-----5分後-----


「あはは、ゴメンゴメン、ちょっとまってね、笑いがとまらない」

「う~、笑いすぎですメイファさん」

「だって、ノアちゃん、いくらテーブルの下だからそのまま人化したらぶつかるよ、考えてね」

笑いが収まり、頭をナデナデしてくれてる

「う~、こっちの不備で何も言えないけど、笑いすぎです。それも裸のまま放置で・・・」

そうわたしは裸でメイファさんの脇でただ突っ立てただけです、うん、ハズイ

都合よく服までは着てないので、容姿は10歳前後かな?ツルペタ幼女です

「うんうん、人化はできているね、それも猫獣人だね、可愛い、可愛い」

などと言いながらナデナデされてます。はい

「あの~、できれば着るものを頂けると嬉しいです」

「はいはい、ちょっとまってね、人化できるのはスキルで観たから、これていいかな?いまは、はい」

Tシャツみたいのを渡してきた。

ぶかぶかです、メイファさんのかな?胸が伸びてる、ジーと見比べる・・・デカいね、えっ、何処がって?うん、シャツの伸び具合だとメイファさんはFかGか、はぁ、10代前半のツルペタと10代後半と思われる女性の胸部装甲はね差はでかいね、変わらない子も要るけど、言わぬが花と

「改めまして、お早うございます?こんにちは?メイファさん」

「はい、こんにちはノアちゃん」

うん、締まらない挨拶です。

「状況はまだわかってないよね?ノアちゃん」

「はい、どうして、メイファさんの家にいるのか?あとこんな得体の知れないわたしを?」

「得体の知れないね、う~ん、まずノアちゃんが私の家にいるのかは、昨日の晩、遅くなって帰ってきたら玄関さきに籠の中に寝て居たんだね、それで何かな?と思ってスキルでみたら、わたしの知らない種族の子がいたから興味かな?」

「はぁ、知らないくて危ない種族だったらどうしたんですか?」

「う~ん、どうだろ?戦闘系の種族でもなさそうだったし、スキルがね」

確かに正鵠打たれている、スキルも生産重視だし攻撃手段は鬼火だけだし、魔法はもってないし素質はあるみたいだけど

「あっ、一応、冒険者でもあるから対処はできるから」

あっ、冒険者ているんだ?てあれ?猫叉て未知の種族なの?

「あの質問ですけどいいですか?」

「うん、いいよ、答えられるのなら」

「はい、種族の猫叉て居ないのですか?」

「う~ん、わたしもそれが気になって調べたんだけど、猫の妖精種てケットシー位なんだよねあとは獣人の猫系の子以外、知識があって会話できるのって、でもケットシーは猫が人型になっているしだけだし、あとは人化てスキルのはきかないんだよね、それに」

「それに?」

「尻尾が二股の猫なんて居ないもの」

「尻尾・・・お~、二股になっている」

「でしょ、それを見たら流石に普通の猫ではなく何だろて思って解析はするよ」

図ったなぁぁぁぁ、て言ってもね、はい、見つかっていた時、寝てました。

うん、納得

「でしょ?それを見たら気になってたの」

「うん?尻尾ですか?それとも猫叉?ですか」

「うん、両方かな?」

「う~ん、わたしが種族が猫叉になったのは知らないですが種族の説明はできます」

「んっ?ちょっとまって猫叉に成っていたといま言った?}

「はい、言いました、猫叉の説明はできますが、わたしが猫叉になったのはわからないと」

「ちょっと待ってノアちゃん、確認だけどもともとは、そのもともとは猫叉ではないの?」

「はい、もともとは人間だったと思います」

「えっ、もともと人間だったの?でも種族の説明はできるって?」

「あっ、説明というか元々この猫叉がどんな由来で生まれていたは知っているという程度です」

「あぁ~ちょっと待って整理するね、ノアちゃんはもともとから猫叉として生活してなかったと」

「はい、メイファさんに拾ってもらうまでは」

「そして、猫叉は自体の由来とかどんな種族とかはノアちゃんは知識でしっていると」

「はい、知ってますが猫叉自体はわたしはこの状況になる前は見たこともないです。でも今は私がその状態になっているので想像はできますし」

「あ~、これは落ち着かないと進まない」

「ですね」

クゥ~と場に合わない、わたしのお腹から音がしました。うん、お腹減ったんだ

「まず、朝ごはん食べる?」

「はい、ご迷惑かけてます」

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