銀剣のステラナイツ シナリオセッティング

@haratomo

アセールトレイ~えっ!?30分でバトルの準備を!?~

※これはツイッター上で作者が「アーセルトレイ」と「アセールトレイ」と打ち間違えたことから端を発し、そのノリのまま1時間ほどで書き上げたセッティングになります。そのことを承知の上で読んでいただければ幸いです。


朝、気持ちのいい目覚めを迎えた(または布団からはいずり出た)あなたは気づきます。「あれ?今日ってステラバトルだったような……」時計を見ると女神が約束した時間まで後わずか30分。それは女神の告知の不備か、それとも自分側の凡ミスか。とにかくヤバい。寝ている場合ではない。とりあえずペアに連絡を……

ここであなたは気づきます。「あれ?私たちのペア、”それっぽいこと”何一つとしてやってなくない?」ステラバトルにはペアと”それっぽいこと”をすると貰える力であるブーケが必須。それがないまま臨むバトルでどうなるかは火を見るよりも明らか。とはいえ30分でどうやって……、ええい、ペアとだったらなんでもできる!自分のため、階層の平和を守るため、アーセルトレイで一番長い(短い)30分が今幕を上げる!


 このセッティングは“30分でブーケを稼ぐ”ことを主軸に据えたシナリオセッティングです。参加する星の騎士のみなさんには1幕につき15分ずつの時間を使って、出来る限りの”それっぽいロールプレイ”をしてもらうことになります。短時間でブーケを得るためという大義名分の下、普段とはキャラが違うこともできちゃうかもしれません。もちろん移動などもコミコミですから、のんびりとしてはいられません。ペアと合流する時間や相談する時間もフルに使って”それっぽい”ことをやってみてください!

このシナリオを遊ぶにあたっては、オンセなどだと実際にロールプレイの時間を15分と厳密に区切ってもいいかもしれませんね。


第一幕

描写:とにかく、まずはペアと合流して話し合わなければ。近くに住んでるなら簡単だけど、離れて暮らしていたらどうしよう?やっぱ電話?ここでも”それっぽく”やらなきゃ絶対間に合わない!どうしてこうなってしまったのか……!

解説:前半15分です。起きぬけ&合流のシーンなどをやるといいでしょう。ペアと同じ部屋で住んでるならまだマシですが、下手に離れて暮らしていると合流のための連絡等々でこの一幕を使いきってしまうかもしれません。己(または女神)のスケジュール管理不足を嘆きながら、精一杯頑張りましょう。


第二幕

描写:ようやく話がまとまって……えっ!?もう後15分!?もう半分しかないの!?とにかくやるっきゃない!

解説:後半15分です。 (うまく方針が決まったなら)前半で話し合った内容を実行に移してもいいですし、まとまらないまま無慈悲に流れる時間を過ごしてもよいでしょう。というかペアによってはまだ合流すらできていないということもあるかもしれません。いずれにしろ約束の時は容赦なく来てしまいます。


幕間

描写:遂に時間が来た。ん?まだ始まらない?……女神様曰く、変身前の時間はちょっとだけロスタイムとしてカウントしてくれるらしい。早く言ってよ!でも、ならここでもブーケを稼ぐしかない!

解説:こんなこともあろうかと(?) 女神様は幕間の時間分は余裕を持ってくれていたみたいです。僅かな時間ですが、ここでも思いっきり”それっぽいこと”をするしかないでしょう!


カーテンコール

描写:戦いは終わり、階層の平和は守られた。さあ、今くらいはゆっくりしよう……二度とこんなことはゴメンだ……

解説:ステラバトルも終わり、これまでの慌ただしい時間から一転、穏やかな時間がやってきました。ペアとゆったりとした時間を楽しみましょう。……まさかこの後に予定を入れてるなんてことはないですよね?


このシナリオを終えた騎士たちには「半刻の騎士」の称号が与えられます。

(※公開後注「半刻」とは現在の時間で1時間らしいです。ミスですね、はい。。。)


専用シチュエーション表(1D6)

1.”それっぽい”といえばやっぱり恋愛!この際つべこべ言ってられないしイチャついちゃえ!異性だろうが同性だろうが、やらなきゃブーケはもらえないんだ!

2.言葉にできない空気感みたいなのって、あるよね。ほら、二人で夕日を眺めるとか……いやこの時間ない中そんなしっとりできるの!?

3.たまにはケンカ。それもよいものです。ケンカするほど仲がいいとも言うし……まさか本気でケンカしてる訳じゃないよね?

4.相棒モノ!お互いに信頼しあう二人が背中合わせになる、みたいな感じのやつ!というか、今はあなたしか頼れる人がいないの……!

5.主従関係、それは関係性の極致。これをやっておけばブーケはたんまり!のはず!私が主人であなたは……って、こんな感じでいいんだっけ?

6.……どうしよう、ネタがない。刻一刻と過ぎゆく時間が、二人の焦りを更に加速させる。もういっそこのまま悩んでる姿でブーケがもらえたりしないかな……

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る