第163話 業務スペースと休憩スペースは同じにしてはダメ
大企業の小売りチェーンでは、建物の中には従業員用の食堂や休憩スペースが確保されている。
売り場での仕事以外のバックヤードでの発注業務やPOP作成などのスペース、ミーティングルームは休憩スペースとは別にある。
しかし、中小企業チェーンでは休憩スペースとバックヤードでの事務業務スペースが同じになっている所が多い。売り場面積確保のためギリギリの最小限のスペースである。
従業員は交代でお昼ご飯休憩をとる。外食する人もいるが、給料が安い為にだいたい
が弁当持参や安価なコンビニの食べ物で済ます。
パートのオバサンが事務作業をしている最中に、その横で別のパートのオバサンが休憩に入るケースも日常茶飯事。
狭いスペースの有効活用??
でも、ホントはあまりよろしくない。
仲のいいパートのオバサン同士が、同じスペースで片や事務作業、片や休憩。
お喋りしてしまうこと必須。。。
事務作業中のオバサンも休憩中のオバサンと同じように休憩体制に入ってしまう。
自分はまだ仕事中だという意識が消えて、お喋りに夢中。
結局、時間給がついているのに、お喋りして過ごす1時間。
よくある事。
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