第63話 バイトが辞める理由

お店で雇っている学生バイトが突然辞めた。

辞めた理由って何なのか?

ある店長は、就職活動が忙しくなり来れなくなったと。またある店員は、この前店長に酷く怒られていたのが原因で、嫌になって辞めたと。

また他の学生バイトは、ある店員が理不尽にもそのバイトに自分の責任を押し付けて、パワハラまがいの事をされて辞めたと。

仲のいいバイト仲間や同じ時間にシフトに入ってるパートは、店長に理不尽なことで責任を押し付けられ、また、納得できないことで酷く怒られて、嫌になって辞めたと。

お店の従業員が辞めた時は、店長が本部に連絡しなければならない。

店長は書面で、就職活動が忙しくなり退職と本部に連絡したらしい。

バイトが辞めた理由の真相は藪の中なのか。

そうでないのか。

バイトやパートが辞めた理由には、同じようなパターンで情報が錯綜することは日常茶飯時。

上司のパワハラだったり、バイトどうしの喧嘩だったり、イジメだったり。

しかし、店長は本部には、就職活動や学業優先や、家庭の事情など、自分の店舗における人員掌握力の無さを隠して報告する。

それが現実だ。

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