第7話 タイミーとかでくるバイトなんて
今の時代、スマホアプリで簡単にバイト探しができて、一時間や短時間のバイトもその日の空き時間で出来て便利な世の中らしい。
しかし、一時間だけ誰でもいいから来てほしいとか思う飲食や小売りやサービス業は切羽詰まってどうにもならないからこういうのに手を出すのか。
藁をもつかむとはこういうことか。
空き時間に働きたい人には好都合で、仕事ができようが出来まいがその店なり現場にその時間だけ居さえすれば金になる。雇う側はどんな人がくるのかもわからず当たり外れの極みやろ。
以前、ガイアの夜明けで人手不足の飲食チェーンでその穴埋めに店長の残業が増え、残業の制限時間以内におさめる為にタイミーでバイトを雇っていた。しかし、本部からしてもお客からしてもタイミーのバイトを使えば使うほど店のサービスや店員の覇気が損なわれていると感じるようで、常連客もその店から足を遠退かせているという現実を見せていた。タイミーで限られた時間だけその日限りで働く人にその企業のポリシーも店長の方針も理解できる訳がなく、単なる雑用であったとしても他の店員との空気感や個人差はあるが仕事への熱量は完全に異なる。異物である。配膳や接客係なんてタイミーにさせるなんてお客を裏切るようなもの。ガイアの夜明けで紹介されたお店は結局、タイミーをやめてレギュラーのバイトを採用できて問題を乗り越えたという結末になっている。
タイミーでやってくるバイト希望者なんて何の信用もないわ。
タイミーのみならず、バイトルなど、人手不足の業界に対して強気な売り手市場をすすめているが、現実には使い物にならん奴ばかりが応募してくるだろう。学生なんぞがそういうアプリをよく利用するのだろうが、働くこと=社会勉強の認識などないだろう。
アプリでバイト探しは、一昔前の建設現場への日雇い人夫のブローカーと同じやで!
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