2-9.危機

 花火まであと三十分というところで、俺達は大体全て出店を回り切った。花火の開始時間が迫っている事により、人は更に多くなりつつあって、商店街の賑わいは一層増し、やや道路も窮屈だ。


「花火の場所取り、しなくて良かったの?」


 伊織がこちらを見て訊いてきた。


「あ、ああ。大体どこからでも見えるよ。本格的な場所取りをしようと思うと大変だし」


 俺達の間で繋がれている手を見てしまって、胸が高鳴る。あれから今も俺達の手は繋がれたままだった。俺が少し手をきゅっと握ると、彼女がそれに呼応するように、きゅっと握り返してくれる。そして、お互い視線を合わせて恥ずかしそうに笑みを交わすのだった。本当に幸せ過ぎて、心臓が花火と一緒に打ち上がってしまいそうだ。

 ただ、こうも周りにゴチャゴチャと人が居たら、せっかくの花火のムードも糞もない。せめてもう少し人が少ない場所に移動したかった。もしかしたら、今日は俺の人生で貴重な日になるかもしれないのに……そんな事を考えながら、場所を思案していると、良い場所が思い当たった。


「あ、少し歩くんだけど、市立図書館に行かないか?」


 市立図書館はやや高台にあって、花火も見えやすいし商店街から離れている。人も少ないだろうし、花火を見るにはうってつけだ。


「図書館? どうして?」

「丘の上にあって、町を一望できんだよ。花火だって多分よく見える。先客もいるだろうけど、ここよりマシだと思う」


 この前予備校帰りに町をふらふらと歩いていたのが功を奏した。散歩しておくと良い事もあるものだ。

 伊織も俺の提案に賛成してくれたので、俺達は人混みを抜けて市立図書館へと歩み出した。すれ違う人々、子供たちや親子連れの楽しそうな声、食べ物を交換し合う恋人達……たくさんの人々の横を、彼女の手を引きながらすり抜けていく。

 その途中の事だった。何やら人だかりが出来ている。何かは気になったが、野次馬根性に欠ける俺はそのまま通り過ぎようとした。


「この糞ガキがぁ! いっぺん死ぬかコラァ⁉」


 どうやら喧嘩だか揉め事が生じているようで、物騒な声が聞こえてきた。俺が祭りに来たくない理由がこれだ。祭りではこういった争い事がたまにあるのだ。

 怯えたのか、伊織の手がきゅっと強ばった。こんな場所さっさと離れるに越した事はない。彼女の手を引き、早く通り抜けようと試みる。万が一こんなわけのわからない喧嘩に巻き込まれては堪ったものではない。


「真樹君、待って!」


 彼女は揉め事の方を見てハッとすると、俺の手を引っ張って立ち止まった。


「あ? 何だよ。俺は他人の喧嘩を仲裁する程お人好しじゃねーぞ」

「違うの。あれ、信君と彰吾じゃない?」


 あの信が喧嘩なんかするわけないだろうと思って見てみたが、そちらを見るや否や頭痛に襲われ、額に手を当てた。

 伊織の言った通り、チンピラ風のオッサン三人と睨み合ってるのは、紛れも無く穂谷信と彰吾だった。その二人だけでなく、何故か同じクラスの中馬芙美と、その友人の眞下詩乃の姿もある。


「ふざけろ、オッサン。お前等がこの二人を嫌がってんのに無理矢理誘おうとしてんじゃねーか」


 信が威勢よく言い返している。いや、あれは強がっているだけだ。よく見るとポケットに突っ込んでいる手が震えていた。

 それにしても、どういう事だろうか? 信はああいった輩に自分から喧嘩を売るタイプではない。というか、ゴマすりをしてその場からしれっと賢く逃げ出すタイプだ。

 そうなると、おそらく原因は中馬さんと眞下だ。状況から推察するしかないが、あのチンピラ三人が中馬さんと眞下さんをナンパだか因縁だかをつけて、中馬さん達に絡んでいた。そこで祭りに来ていた信と彰吾が出くわして助けに入った……とか、おそらくそんな感じのシチュエーションだろう。


「おっさんも痛い目見とぉないならさっさと失せた方が身の為やでぇ。憂さ晴らしにしばき倒したるわ」


 彰吾も機嫌が悪いのか、妙に好戦的だ。これはまずいかもしれない。


「真樹君……どうしよう」


 伊織が心配そうにこちらを見つめる。このまま放置で二人で花火……ってわけにはいかないよな、さすがに。信とは気まずい状態だけど、友達だし。


「わかってるよ、何とかするから。とりあえず信達にこっちに来るよう指示するから、一緒にSカフェにでも避難しててくれる? 伊織まで巻き込みたくないからさ」


 ここからSカフェまではそう遠くはない。走れば五分程度で着ける。


「真樹君はどうするの?」

「後で合流するよ」


 彼女は相変わらず不安そうに無言で俺を見ていた。


「大丈夫だって。適当に軽くさらっと流してくるからさ」


 冗談っぽく言って伊織の肩をぽんと叩くと、人を押しのけて中へと入っていく。

 と、同時に眞下の悲鳴が周囲に響いた。彰吾がぶん殴られていたのだ。


「ぐわぁ! 何さらすんじゃボケェ!」

「ガキが騒ぐんじゃねぇよ」

「ナメとったらあかんぞ、このてっぺん禿が! 望み通りしばいたるわ!」


 彰吾が殴られた腹いせに、立ち上がって吠える。

 あのバカ……なんで立ち向かおうとしてるんだよ。

 どうしてくれよう、と必死で頭を働かせる。殴り合いになってこれ以上騒ぎになったら間違いなく警察沙汰になる。というか祭りでは警察もうろついているから、駆けつけてくるのも時間の問題だ。拘束されたらそれこそ学校側にバレて何らかの処分が下される事もあり得る。それだけはまずい。

 どのみち二対三では明らかに信達が不利だし、相手も相手だ。ここは上手くみんなを逃がして俺一人で何とか誤魔化して逃げるしかない。


「このヤロー……!」


 信も拳を握って突っかかろうとしている。

 これはもう考えている余裕がない。そう判断して、とりあえず慌てて間に入った。


「はい、ちょっとストーップ!」

「麻生……⁉」

「なんだ、またガキかよ」


 信が驚いてこちらを見ると同時に、チンピラ風のオッサン達も手を停めた。

 こうして前に出てみてわかったのだが、このチンピラ風のオッサン達、絶対に町で見かけても目を合わせたらダメな連中だった。なんて奴にケンカ売ってんだ、バカ信。

 無策に飛び出してきたものの、こんなに面倒そうな連中をどうやって片付ければいいのだろうか。いや、考えるのは後だ。


「信、あっちに伊織がいるから、彰吾をカフェに連れてって手当してやって。中馬さん達も一緒に行ってくれる?」


 小声で信に伝える。中馬さんと眞下も困惑した様子で頷いていた。

 彰吾も俺の登場には目を見開いて驚いていたが、よく見ると膝が震えている。さっきの一発でかなり効いてしまっているようだった。


「麻生、お前は?」

「さあ、どうしようかな?」


 躍り出てしまったものの、この後は完全にノープランだ。どうしよう。どうすればいいんだ?


「それなら俺らも残って──」

「ふざけんなバカ。中馬さんと眞下もいるんだぞ」


 ちらっと二人を見ると、やはりかなり怯えてしまっている。できるだけ早くこの場所から彼女達を離れさせてやりたかった。


「そうは言ってもお前だけじゃ……三対三ならまだ何とか」

「うっせぇな、勝ったところで自慢にならねえだろ、こんなの。いいからさっさと行ってくれ。まだ俺一人の方が上手い事切り抜けられるから」

「わ、わかった……彰吾、いくぞ」


 ふらふらで今にも倒れそうな彰吾に信が肩を貸してやり、人混みの中を歩き出て、中馬さん達もそれについて行った

 俺一人の方が上手い事切り抜けれるとはよく言ったものだ。どうやって切り抜けるのか、全く想像もできていない。

 全く……せっかく絡まれずに祭りを満喫していたのに、自分から絡まれに行かなければいけないとはどういう事なのだろうか。絶対に世の中おかしい。

 ただ、もう遅い。覚悟を決めて、チンピラおじさん三人に立ちはだかるようにして立った。

 それにしても、本当にどうすればいいんだろう。普通の喧嘩だとしても、三人相手だとかなり難しい。一応は俺も空手の経験者で、喧嘩の経験もある。が、きっとこのオッサンどもは、そこらの学生よりも喧嘩慣れしているだろうし、勝つ以前に、上手い事逃げれるのかも難しい状況だと思えた。

 まずは一番ガタイの良いオッサンに一発入れて逃げて──


「ちゅうか麻生、今〝伊織〟って言わんかったか? ふざけんなよお前、誰の許可を得て……!」


 こっちは無事に生き残れる算段を必死に考えているのに、彰吾のバカがどうでもいい事で切れて突っかかってくる。今この場面でそのツッコミを入れている場合ではないだろう。その辺りのツッコミ精神はさすが関西人と言いたいところだが、頼むから今はさっさと逃げてくれ。


「って事は待てや、お前今日伊織と祭り来たんか? 今日は用事あるって言うてたのに──」


 彰吾がギリッと歯を噛み締めて言う。


「やかましい! 口から血を出しながら喚くな!」

「ぐわっ!」


 信が彰吾を冗談っぽくぽかりと殴った。


「……麻生、すまない。中馬さん達も、行こう」


 そう言ってから信達は人だかりを抜けていった。今の謝罪には色々な意味が込められていたように思う。彼の表情がそれを物語っていた。

 もしかすると、これで信との仲は回復したのではないだろうか。次からは普通に接する事ができそうだ。もちろん、それは俺が無事にこのチンピラ達から逃げられたら、の話だけども。


「おい糞ガキ、何勝手に話進めて──」


 彰吾を殴ったオッサンが、俺の肩に手を置いた瞬間──そのオッサンの顎には振り向き様に放った右拳がめり込んでいた。拳に肉を潰し脳を揺らす感触が伝わってきたので、そのまま拳を振り抜いた。

 てっぺん禿げのオッサンは白い目をぐるんと向いて、そのまま前のめりに倒れた。


「こいつ、やりやがった!」


 信じられない、という表情で二人のチンピラが俺を見ている。おそらくこれまで一般人に反撃された事等無かったのだろう。


「ぶっ殺してやる!」


 今のを切っ掛けに、残りのチンピラもいきり立ってしまっていた。

 ああ、畜生。反射的に手を出してしまった。こうなったらもうやるしかない。


「あ、ちょっと今のは手が滑っちゃったんですけど、その……そっちも殴ったって事で、おあいこって事には──」

「──なるわけねぇだろ! 糞ガキが!」


 言うと同時にチンピラおっさん二人が襲い掛かってきた。

 ですよね、と心の中で愚痴りながら、俺は信達が逃げた方向とは逆側に走り出す。


「ごめん、ちょっとどいてくれー!」


 言いながら、人ゴミの中に突っ込む。野次馬は俺達が走ってきたら、まるでモーセの波のようにさっと分かれて道を作ってくれる。道を作ってくれるよりも助けてほしいのだけれど、どうやら俺を助けてくれる主人公気質の人間はいないようだった。もうやるしかない。


「このガキャァ!」

「ブッ殺す!」


 残り二人のチンピラどもは相変わらず追いかけてきている。暫く街中を走り抜け、横目でどの程度距離があるかを確認して──ここだ! 咄嗟に角を曲がると、立ち止まって構えた。

 俺が待ち構えているとは思わなかったであろう一人のチンピラ──中年太りしたオッサン──は角を曲がるや否や驚きの声を上げるが、もう遅い。立ち止まれず突っ込んできたところを前蹴りで金的。「ひぎぃっ」と情けない声を上げて両手で股間を押さえて前屈みになったので、彼の頭を押さえながら飛んで膝を突き出し──鼻っ面に飛び膝蹴り。中年太りのチンピラは鼻血を出しながら倒れ込んだ。


「うぉ、てめぇっ!」


 そのすぐ後に最後の角刈りのオッサンも角を曲がってきて、同じ様に俺が待ち構えていた事──加えて仲間がやられている事にもだろうが──に驚いて慌てて立ち止まろうとしていた。

 しかし、こいつも対処が間に合わない。待ってましたと言わんばかりに、全体重を乗せた右拳を角刈りのオッサンめがけて放つと、彼の顎に右拳がクリーンヒットした。相手が突っ込んできた反動を利用してのカウンターだ。

 角刈りのオッサンが口から血を出してそのまま倒れそうになったところに、おまけに右のハイキックも追加でお見舞いした。グシャ、という音と共に気持ち良さそうに崩れ落ちた。


「はぁッ、はぁッ……!」


 荒い息を必死で抑えるが、動悸が興奮とダッシュの反動で全く収まってくれない。

 オッサンども二人は失神しているようで、大きく息を吐く。どうやら乗り切れた。完全に博打だった。相手がもうちょっと頭がよかったら、俺がやられていただろう。

 安心したと同時に、右手がズキンズキンと痛みを訴えてきた。素手で腰を入れて顎を打ち抜いたので、拳を痛めてしまったようだ。折れてはなさそうだが、痛みが増していく。

 深呼吸しながら、興奮によって震える両手を必死に押さえて、さっきの通りに戻ると──いきなり周囲から悲鳴が聞こえてきて、一気に俺の周りから人が離れた。

 何事だと思って前を見ると、その原因が分かった。最初に倒したてっぺん禿げのオッサンが俺の前に立ちはだかっていたのだ。しかも、右手に嫌な光を放つエモノを持って。

 一瞬、自分の目を疑った。彼が持っていたのは、何とサバイバルナイフだったのだ。


「ガキがァ……殺してやる!」


 てっぺん禿げのオッサンは顔どころか頭のてっぺんまで血が昇ってしまって真っ赤になっていた。

 おいおいおい……なんだかエモノのまずい方向がこっちに向けられてるんだけど、さすがに刃物はシャレにならない。というか、どういう事態を想定してそんな刃物を祭りに持ってきてるんだ、こいつは。


「いや、あの……さすがにそれはまずいんじゃないですかね……? それで刺したらあんたも間違いなく──」

「うるせえ! もう命乞いしても許さねえ! ナメた事後悔させてやる」


 物凄い形相で言う。脅しなどではなく、本気で刺す気満々らしい。

 もうだめだ。交渉ができるほどの冷静さが彼に残っているとも思えないし、これは本当にまずい状況だった。そんなものを出してくるのは想定外だったし、こっちはこっちでもう緊張の糸が一回途切れてしまった上に、右拳も故障してしまっている。対処法が思い浮かばない。


「くっそ……!」


 信のバカ野郎、喧嘩する時は相手を見ろってんだ!

 もう遅いが、信を心から怨んだ。同時に図書館に行こうと言ってしまった俺自身も同罪だ。こっちも相手全員に手を出してしまっているし、今更詫びを入れたところで許してもらえそうにない。


「死ねや!」


 考えをまとめる前に、恐い顔をしたオッサンがサバイバルナイフをこちらに向けたまま突撃してくるのがスローモーションで見えていた。一歩一歩オッサンが近づいてくる。それなのに、体が硬直していて動いてくれない。

 ──怖い。喧嘩をして怖いと思ったことはなかったし、空手の試合で自分より大きな敵と戦うのも怖くなかった。だが、今初めて恐怖──それも死の恐怖──を俺は感じていた。

 今までしていた学生同士の喧嘩や格闘技の試合なんて、ただのお遊びだったのだ。本気で頭が飛んでる奴は、頭に血が昇れば平気で法を犯す。

 このままでは刺されてしまう──そう思っていた時、青い制服を着た男二人が乱入してきた。それは一瞬の出来事で、一人が瞬時にナイフを取り上げ、もう一人がオッサンをぶん投げて取り押さえている。オッサンはそちらに反応する事ができず、手錠をかけられていた。

 警察官だった。おそらく、周りの誰かが通報してくれたか、警察が騒ぎを聞いて駆け付けてくれたようだ。


「た、助かったぁ……」


 俺はその場に座り込んで大きく息を吐いた。本気で恐かった。


「君、大丈夫かい?」


 若い警官が心配そうにそう言い、こちらに向かって手を差し伸べてくれた。


「あ、ありがとうございます。こいつの仲間がまだ二人そこの角曲がったところで転がってます」


 若い警官の手を掴みながら立ち上がると、そう伝えた。


「君が倒したのかい? わかった。ちょっと待ってなさい」


 そのまま警官が角を曲がった瞬間に俺は──猛ダッシュでそこから逃げ出した。


「こ、こら! 待ちなさい!」


 チンピラを取り押さえている警官が叫ぶが、待てと言われて誰が待つというのか。

 このままここに残っていても、どうせ俺も拘束されるだけだ。いくら俺が悪くないと言えども、こちらも手を出していて、しかも三人ともに怪我をさせている。正当防衛で違法性は阻却されるとしても、俺は未成年で高校生だ。そうなると、学校や親には確実に連絡がいく。それだけは避けなければならないだろう。それに、親がいない間に傷害事件を起こしたなんてシャレにならない。逃げるしかないのだ。

 今日が祭りである事が不幸中の幸いで、人混みを利用すれば簡単に姿を眩ませて警察から逃げられた。身を隠し、細い路地に入って大通りから離れ、一応普段より遠回りをしてカフェに向かう。

 住宅街に入っておそらくは確実に撒けたというところで、へたり込んで大きく息を吐いた。


「たはー! くっそ、まじでふざけんなよ」


 そして不満の言葉を漏らす。なんだって俺がこんな目に遭わないといけないのだ。こっちは伊織とただ二人で花火を見たかっただけなのに、何でしたくもない喧嘩をして、挙句に命の危険に身を晒さなければならないのか、理解ができない。

 本当なら今頃伊織と二人で──と思っていた時、ドーンと遠くから花火の音が聞こえてきた。


「あーあ……何やってんだか」


 せっかくのデートだったのに。手まで繋げて、名前で呼び合えたのに。もしかすると、この後もう少し進展があったかもしれないのに。それが、花火も見れずにこんなザマとは……本当に何だっていうんだろうか。やっぱり祭りなんてろくなものじゃない。

 ふとその時、ポケットのスマートフォンが震えた。ディスプレイを見てみると、伊織と信、そしてマスターから着信と俺の身を案じるメッセージが山ほど届いていた。どうやら彼らも無事に辿り着けたようだ。


『大丈夫、今から戻るよ。みんなにも伝えておいて』


 伊織にだけそう返信して、カフェへと向かって歩を進める。

 秋の夜空に打ち上がる花火を眺めながら、もう一度深い溜め息を吐いた。

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