大正百鬼夜行～遊女屋敷事件編～

ー遊女屋敷ー

｢そうね…ほこりっぽいところもあまり無いから、今日は料理とか運んでもらおうかな？｣

｢了解しました！今日もお願いします！｣

私達は今、遊女屋敷の中で働いている。それは何故か…

｢おい、まだ親玉の妖怪見つからないのか？｣

｢見つからないというか…妖気を感じられないんですよ。｣

そう、私達はとある依頼を受けて遊女屋敷で一時的に働いている…もしかすると妖怪退治屋史上凶悪な依頼かもしれないのだ。大事を起こさぬように私達は遊女屋敷に潜入している。

これ以上の｢犠牲｣は出させない。この事件は私達の手で幕を閉じるんだ。

大正百鬼夜行～遊女屋敷事件編～

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