(参加作品その8)たとえば平凡な自分を嫌う少年が、霊感能力を手に入れたなら(七草裕也様)
『たとえば平凡な自分を嫌う少年が、霊感能力を手に入れたなら』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884206169
【コンテスト】第7回角川つばさ文庫小説賞(一般部門)
【一次選考通過数/応募総数】38作品/181作品
(私からの一言)
角川つばさ文庫小説賞の応募作品が続き、また児童文学です。
今回は、幽霊が見えるようになった子供の物語。ボーイミーツガールというわけではないでしょうが、第一話でヒロインが転校生としてやってくるあたりから、物語は始まります。
全体として、過不足ない構成であり、よくまとまっている物語だと感じました。終盤で明かされる真実には「まあ、そうだろうな」と予想通りの部分も(良い意味でわかりやすい部分も)あると同時に、かなり意表を突かれた展開もあり、なかなか楽しめました。「作者は上手く考えたものだなあ」とも感じました。
また、実は私が読んだ時点では誤字脱字が結構あったのですが、にもかかわらず、スラスラと読める文章であり、とても読みやすい作品でした。
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