第14話 引きこもり食(義理妹の言い分)

私は義理姉の顔を見るのも嫌になり、義理姉が部屋から出てくると逃げるようになった。もう顔も会わしたくない。


そうしてるうちに義理姉は食事の時間になっても自分の部屋から出てこなくなったので、義理姉の部屋の前に食事を置いておく、義理姉が食べ終わった食器は部屋の前に置かれている、という義理姉とは顔を合わさない食事スタイルになった。お互いその方が好都合だ。


義理姉はずっと家の中に引きこもって居て何も用事をしていないのに宅配業者が来ても出てもくれない。

ずっと家にいて暇なら宅配くらい受け取ってくれればいいのに。

自己主張する口ばかりが達者で留守番も出来ないの?

メル友に「毎日、暇で暇で仕方ない」と嘆くくらいなら宅配の受け取りくらいしてよ!

家事手伝いくらいしてよ!

手が不自由で細かい作業は出来なくても

メールが出来るのだから軽い掃除くらい出来るでしょ!

宅配の応対くらい出来るでしょ!

そんなに暇なら家事手伝いくらいしてよ!

更にメールに自分の事を「不要人間」と書いていたけど自分で自らを不要人間にしてるんだよ。人から必要とされない人間に自分からなってるんだよ。義理姉は自分から人から嫌われる人間になってるんだよ。

障害や病気はただの言い訳で、病気や障害があっても立派に生きてる人もいる。

義理姉の障害や病気はただの言い訳でしかない。

歩行障害者と車椅子で散歩に行く方法もあるけど、この義理姉をそこまでしてあげる気にはなれない。

こちらから誘ったとしても仲が悪いのは目に見えてるのでお互いにストレスになるだけだろう。

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