第12話

 僕たちはリビングでくつろいだ。

 亜蘭も自分の家のようにリラックスしている。


「僕の家族も今……、祖父が倒れて……

 両親とも父親の実家に行ってて…… 

 今、ひとりなんだ……」

 

「そう可哀想に…… 遊ぶ友達も居ないから一人ひとりで毎晩、を開催してるのね……👄✨💕」


「してねぇ~ーよ❗❗ 毎晩なんて……

 どんだけが好きなだよ」

 

「もう心配いらないわ❗ 今夜からは亜蘭が『右手の恋人』ねぇ…😆🎶✨」

 ニコニコ笑った。


「余計、心配じゃァ~ーー❗❗❗

 そんな怪しげな【恋人】なんかいらねぇ~よ❗❗」


「平気よ! 亜蘭は、あと腐れなく楽しめるタイプの【恋人】だから」


「どんなタイプの恋人だよ❗ ビッチか❗❗

 それより亜蘭もクラスでボッチなのか❓」


「え……❓ どうして」



「クラスメートの飯野たちにいじめられてるのか……」

 今日まで知らなかった。



「ああ…、アレ、別に…… 少し前に飯野が告白コクッてきて、さ……。

 好きな彼氏がいるから付き合えないッて!断ったら次の日から女子に仲間外ハブにされて」



「ン、そうか……。飯野はスクールカースト上位だし、女子ともツルんで……」



「別に…、ボッチでも構わないよ。私は……

 逆に、ツルむ方が面倒だし……」



「フゥン…、強いな…… お前は。

 それより家族ウチの方にはちゃんと連絡しておけよ!」

「え…… 平気だよ」



「平気じゃねぇ~よ❗❗  警察に捜索願いなんか出されたら、下手したら誘拐犯にされちまうよ」



「フフ…、ロリコン教師…… 美少女生徒を自宅に監禁ッて……」



「ああ…… ロリコン教師にされたら、たまらないだろ」


「フフ…… そうだね。後で連絡しておくよ」



「頼むんだぞ……」

「じゃ、お風呂入るねェ……👄✨💕」

「え、ああ……」


「ポーも一緒に入いるゥ……❓❓」


「べ、別に……😳💦💦 僕は、良いよ」


「遠慮しなくても……、ポーの好きにして良いのよ」


「いや、僕は明日の準備があるから……

 先に風呂に入りなよ……」


「じゃ、お先に……」

 亜蘭は、微笑んで制服を脱ぎ始めた。


「おいおい、どこで脱いでンだよ……」



 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る