12.マクベス

 私がシェイスピアで唯一読んだのがマクベスですが、今回はそのマクベスを。そもそもシェイクスピアの魅力ってなんでしょうね? あまりに有名だから、なんで有名なのか、魅力的なのかは案外考えられていないのかもしれないですね。私が思うに、シェイクスピアの魅力というのは作品の高い寓話生です。どこか真理を語っていて、教訓になり得るような話を書くんですね、シェイクスピアって。マクベスもその一つだと私は思います。


 あらすじ

 勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行う(Wikipedia参照)


 私も「マクベスと毒」という短編で書きましたが、開き直った小心者って怖いんですね。シェイクスピアが何を伝えたかったにせよ、あるいはそういうことも伝えたかったのかもしれませんね。

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