シャングリラ紀行への応援コメント
情景描写が綺麗だな、やっぱり最後は後を追うんだなと思いながら読んでいたのですが、
『地球から数千光年先にある新たな恒星を発見した』
ここを見た瞬間に、涙腺にぐわっと来ました。
"亡くなった人が見ているから自分は生きるんだ"というのがよくある薄っぺらい感じではなくて、しっとりと心に響いてくるようでした。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
当社は後を追う設定でした。これが遺書だったんだよーのところで終わる予定で書いてました。
ただやっぱりどこか救いのある話にしたかったので、彼女が話していた「星」の話を使うことにしたんです。
心に響いてくるとのこと…嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました!
シャングリラ紀行への応援コメント
綺麗でした。
鮮やかでした。
最後六等星とかそういうのではなく、シャングリラの小さな光がと表現することで、彼女が空けた穴だというのが解りました。
すべては偶然でした。
この街へ行きついたのも、そこに彼女が来たのも、遺書を書き終えたあとにテレビをつけたのも。
でもきっと見ていたんでしょうね。シャングリラから。例えば主人公のお母さんが。そういった意志があったのかも知れません。だからそこに導かれたのかも。
1人の男が救われて、それを読んだ私にもシャングリラの概念が刻み込まれた。
そう考えると、彼女は宗教かも知れません。
それを記した遺書も、経典なのかもしれない。破いてしまいましたが。
それがまた良いですね。
その経典を読んだのは、読者だけ。というのが。
美しい物語をありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます!!
確かに、彼女はどこか宗教の教祖チックなところをイメージして書いたところはあります。そうじゃないと、話に説得力が持たせられないなと思って。
シャングリラに関する経典は、思い出は、記憶は、彼と彼女だけのものなのでしょう。そう考えると、破いてしまうのがいいと思いました。
感想ありがとうございました!!
月と天蓋への応援コメント
『強風に翻弄された水面は、理性を失った狂人のように見える。』
という擬人法からなる描写にすっと引き込まれます。
そしてそのあと、
『何度も岸壁にその身を打ち付けては、崖の上に立つ僕を飲み込まんとする。それはまるで、行き場所を求め手を伸ばし続けているように見えた。もがき苦しみ、再び奔流へと引きずられる様に、思わず自分を重ねてしまう。』
と、続き、これが単なる美しい描写なのではなく、メタファーなのだと気付かされます。
主人公の暗い心境が、描写によって表現される。
素晴らしいなと思いました。
どういうわけか、「世界は、巨大な天蓋てんがいに覆われているからよ」と言われたとき、じゃあ月は穴かなと推測が行き、その通りの説明がなされるので、これは推測させられたのかなと考えました。
どんな魔法が掛けられていたのでしょう。もしも考えてやったのなら、是非教えてほしいです。
作者からの返信
メタファーとか難しいことは全然考えずに書いてました…( ˇωˇ )笑
すみません!魔法とかもないです!笑
ここまで深く読み込んでくださり、本当にありがとうございます…!
シャングリラ紀行への応援コメント
シャングリラ。
響きが素敵です。頭にも残るし。桃源郷やユートピアなんかよりも、シャングリラの方が、優しくて穏やかな響きをしていますね。
美しい風景描写が、心に響きました。雰囲気があってとても好きです。
『シャングリラの向こうから、見ているわ』
というセリフ、いいですね。控えめに言って好きです。
彼女の思いが全てのせられている気がします彼女が星の輝きと共にこのセリフを言っている姿が見えました。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
自分も『シャングリラ』の響きがとても好きで、これを使って話を書けないかな〜というのが書き始めたきっかけです。
普段は苦手な風景描写に力を入れたので、そこ褒めていただけるのは非常に嬉しいです!
こちらこそ、読んでいただきありがとうございました!
シャングリラ紀行への応援コメント
カクヨムのお話でこんなに涙が出たのは初めてです。1話から描写がとても綺麗で、全体の雰囲気がまるで『シャングリラ』という言葉の響きから溢れたようでした。
最後で読んでいたものが遺書だとわかり、主人公は人生を諦めてしまうのかなと残念に思いましたが、彼女がまだ見ているというオチでまた泣いてしまいました。
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
描写が綺麗のこと、嬉しいです!
まさに、『シャングリラ』という言葉の響きから着想を得て書いた作品ですので、その響きのイメージを何とか再現しようと苦労しました。
途中までは遺書であることが判明して終わりの予定だったのですが、切ないだけの終わり方にしたくなくて、こういう形となりました。
読んでいただきありがとうございました!