第一章  【モイスティア】

1-1 目覚め





――どのくらいの時間が経ったのだろう。

少しずつだが、頭の中に思考ができる領域が構築されていく。

まず確認したことは、自分は生きているのか死んでいるのか。

よく考えたら、死んだ時に思考が働くのかどうかわからないので、思考の可否だけ生死の判断ができるかわからない。

そういう結論に陽菜は達し生死の確認は終えた。





――記憶はある。

この状況に至るまでに、この身に何が起こったのか。気化したガソリンの爆発が原因であると。





――思い出す。

憧れてた女性のこと、仲の良かった男性のこと、この状況となる原因のいとこのこと。


そこまで確認すると意識はまた、深海の中にゆっくりと沈むように遠くなり、更なる時間が過ぎていった。






長い時間が過ぎ、再び意識が深海の底から浮上し、思考する感覚が戻ってきた。

前回と違うところは身体の感覚が戻り、さらには身体に動きを命令することができるようになっていた。

今回の覚醒は、ただの眠りから目覚めただけのような感覚であった。


仰向けで横になったまま、まずは両手を頭の上に挙げ、深呼吸で肺の中にたっぷりと新鮮な空気を能動に詰め込んだ。その後息を止め、胸郭を引き延ばすように伸びをする。

十分に伸びると吸い込んだ空気は使用済みとなり、内圧に任せるように溜め込んだ息を吐き出し、次の新鮮な空気を取り入れる準備をする。


そして、最後に残しておいた動作を実行する。



――陽菜は、目を開けた。


そこは見たことがない 、森の中だった。



背の高い木々が円形状に周りを囲み、ちょうど今寝ている場所だけ絨毯のように草が生えていた。

薄暗いが怖さはなく、気持ちが落ち着くような適正な暗さだった。

木々の間からは、雪のように白くフワフワしたものが落ちてくるのが見える。今この空間では、無風で白いものが風に流されることはない。

落ち葉のようにジグザグに落下するものあれば、クルクルと回転しつつ螺旋軌道で回転しながら落ちて来るものもあった。


陽菜は自分の欲に逆らわず働こうとしていた思考を止めて、興味の尽きない不規則に動くこの物体を眺めていた。



この様子を観察し続けたことにより、ある仮定が浮かんだ。

この物体には、それぞれに個性があるのではないかと。

こちらにまるで興味がないもの、近付いて様子を見ようとしているもの、なるべく地面に落ちる迄の時間を稼ごうとしているもの。



(くすっ)



そう考えると、この白いものが生きているようで可愛いらしく思えた。



ふーっ!



上に向かって息を吹きかけると、フワフワしたものは自分の意図しない方向へ強制的に軌道を変えさせられた。

息に触れた白いものは重力に逆らう方向へ流される途中、パッと姿を消した。

最初の物体に倣うように、降り注いでいた他の白い物体も姿を消していき、全く落ちてこなくなった。



―― 陽菜は焦った。


白い物体は意識があるように見え、眺めているだけには特段問題はなかった。

しかし、落ちてこなくなったきっかけは、自分がイタズラに息を吹きかけてしまったことによるものだと判断した。




横になって見ていた陽菜は、慌てて上半身を起こした。


「ごめんなさい、悪気はなかったの……」


と、この空間全体に向けて謝罪した。



すると、白いフワフワしたものはまたポツポツと落ち始め、次第に先程と同じように落ちて来るようになった。



「……よかった」



陽菜はホッとした気持ちになったが、自分に対する警戒は強くなったんだろうなと感じた。

これ以上は邪魔をしないようにと、またその景色を眺めるだけの時間を過ごした。

しばらくじっとしていると、先程とは異なり身体に接触してくるものが増えてきた。



(これ手のひらに乗せると、どうなるんだろう……)


こちらから掴みにいくとまた警戒されることになりそうなので、正座した状態になり太ももの上で左右の手を沿わせて、手のひらを上に向けて自然に落ちてくるのを待った。




待つこと数分。初めてその一つが手のひらの上に落ちてきた。

しかし、手に触れた瞬間に蒸発するように消えてしまった。雪のように冷たくはない。

それをきっかけに、いくつかの白いものが手のひらの上に落ち始めた。

先程のようにすぐに蒸発してしまうものあれば、数秒間手のひらの上で残っているが最終的には蒸発してしまうものもあった。

その様子を眺めて近寄ってくれることに先程の警戒感が消えていることが嬉しく思える反面、存在が消えてしまうことへの寂しい気持ちも芽生え始めた。



だがここで、ひとつだけいつまでも蒸発しないものが現れた。



陽菜はその手をゆっくりと右に左に、手のひらを揺りかごのようにして揺らしてみた。

その個体は揺れに合わせて転がり、その様子は楽しんで転がっているようにも見えた。



最後に、物体が潰れてしまわないようにおにぎりを握るように手を被せてみた。

すると合わせた手の指の隙間から、白い光が漏れ出しているのが見えた。

ゆっくりと合わせた手を開くと、手の上に乗せた光の玉の中に人のような形のシルエットが見えた。



「え!? なにこれ……!」



光が徐々に収まっていくと、シルエットだった人型がはっきりと形作られていき、手のひらの上には中指の先端から付け根あたり大きさの人型の生物が存在していた。



(……妖精?)



陽菜は目にしたその姿を、自分が知っている中で一番近いものに例えてみた。

しかし、どうもイメージがぴったりと一致せずしっくりこない。特徴的な背部の羽も見当たらなかった。



言葉が……いや。そもそも日本語が通じるのかわからなかったが、ゲームの世界で獲得した処世術の一つで、最も使用頻度が高く、どんな相手にも通用する万能な言葉でコンタクトしてみた。



「あの……こんにちは」



……

…………

………………反応はない。



(あ、言葉通じないのかも……困ったなぁ)



人型の生物は、こちらの戸惑いに気づいたのか瞑っていた目を開いた。

その人型は、眠そうな目をこすり大きな欠伸をし、片腕を上に挙げるポーズで背伸びをした。



くらっ



バランスを崩したのか、脳血流量の減少による酸欠か。

小さな人型はよろけて、手のひらの上でそのままのポーズで倒れ込んだ。そのまま待つこと十数秒。人型の物体はそれ以降、動く気配は無かった。

また眠ってしまったようだ。


陽菜は、目の前で何が起きているのかわからなくなっていた。

そして次は何をするべきか考える。



 うん、物理的接触(コンタクト)をしてみよう。



陽菜は、手のひら上の重さの感じない壊れそうな物体が潰れてしまわないように、小指の爪の先で触れてみた。


反応はなし。しかし、爪先の感触ではフワフワが蒸発した時のような崩れやすいものでも無かった。

思い切って人差し指の腹でコロコロと優しく転がしてみた。

すると、その物体は嫌がる仕草をして両手で指を押し返してきた。大きさの割に案外、力がある。

突いてた指を引っ込め、鼻先まで持ち上げて間近でその人型のものを観察した。

その姿には顔のようなものが構成され、発光も収まった様子。


その人型は、ゆっくりと不安定な手のひらの上で立ち上がり、今までにない行動にでた。


(おぉ、浮いた!)


産まれたての子鹿のように、不安定な動きではあるが浮いて……、いや飛んでいる!

陽菜は母親の心境で、その様子を見守っていた。

落ちそうになるときには、そっと手を差し伸べた。

次第に安定する姿勢、浮力、推進力。その成長に喜びすら感じる。

そして飛行能力に慣れたと思われると、陽菜の周りをぐるぐる回り始めた。



陽菜は今度は手助けではなく、ここに降りてほしいという願いを込めて手のひらを差し出した。

願いが通じたのか、その上に乗ってきた。


改めてコンタクトを試みる。



「飛べたねぇ、すごいねぇ!」



進化?その能力を獲得する姿をみて思わず賞賛の言葉が口からでた。



「がんばったよ!」



――!!



まさか、答えが返ってくるとは思わなかった。

驚きよりも、意思の疎通ができることが嬉しかった。

小さな生き物は嬉しそうに陽菜の親指にしがみついて喜びの気持ちを表した。


意思の疎通ができるということは、先ほどの落下が止まったのは自分のせいではないかと聞きたかったが、印象の悪い質問はタイミングを見計らってからするとし、その前に当たり障りない内容から問いかけてみた。



「ところで、あなたはどこからきたの?」


「うーんとね、先生のところからきたの。みんなが降りていったからあたしも降りてきたの!」


「ふーん、先生? その先生って何を教えてくれる人なの?」


「先生はいろんなことを教えてくれるよ!力の使い方とか壊れたところの治し方とか。でもね、みんなが同じことできるわけじゃないの!」


「それはどうして?」


「みんな得意なものが違うのよ!あたしは風のことはわかるけど、土のことは全くわからないの!」


「……風?土?」

(風ってあの風で、土ってあの土のこと?)


「風とか土って、この世の中を作っているものの一つなんだって!あたしたちは、その材料を使ったり動かしたりできるんだよ!」


「ふーん、魔法みたいなものかな?」


「んー? マホぉ? それ、なにそれ??」


「魔法……、そうね。精神エネルギーとか魔力が宿った道具とかを使って火や氷を出したり、仲間の戦う人の能力を高めたり、守る力で助けたりするものなんだけどね」



当然ながら魔法に対する憧れはあったが、実際には使えるはずもない。

今までやってきたゲームの世界での情報を簡単に伝えてみた。



「それなら、4つの力を上手く使えばできることもあるよ!あたしもまだ上手に使えないけどできることもあるよ!」


「え! それ見てみたい! ねぇ、お願い見せて見せて!」


「いいよ! 見せてあげる!」



そういうと、得意顔の小さな生き物は陽菜の手のひらから浮かび上がり、興奮気味の陽菜の顔を背に向けて浮かんだ。

そして、両手を前に突き出した。



すると……



なにも起きなかった。




「あれ? 風がでない……これが一番得意だったのにぃ!?」




小さな生き物は何度も両手を前に出す動作を繰り返す。

……が、先程と状況は変わらず何も起きなかった。



「あー……うん。 調子が悪いのかな? また、今度見せてね」



陽菜はなんだか申し訳ない気持ちになり、どういうフォローをして良いかわからなくなった。

小さな生き物はしょんぼりした顔で、陽菜の肩に座った。


(ごめんなさい。こういう時どういう顔をすればいいか、わからないの……)


どこかで聞いたことのあるセリフを陽菜は思い浮かべた。

と同時に、この状況(くうき)を変えることができるかもしれないある打開策を思いついた。




「えーっと……ねぇねぇ、それって、私にもできないかなぁ?」


「うーん、どうだろ? できるのかなぁ……」



小さい生物はがっくりと項垂れて、いじけたように足をぶらぶらさせながら答えた。




「何かやり方とか、コツみたいなのがあるの?あるなら聞きたいかなぁって!」


「んーとね。まずは風は空気が動くものだから、その空気を意識するの。そして、その空気をどういうイメージで動かすかによって向きや流れ方や大きさが変わるのよ」


「ふーん、それで実際にどうすればいいの?」


「じゃあ、まずは手のひらの上で空気を動かしてみよっか? ちょっと手を出してみて!」



どうやら小さい生き物は調子を取り戻したようだ。

陽菜は、右手の手のひらを上に向ける。



「今もその手の上に空気があるの。わかるよね? その空気を上に押し上げてみようか」


(うーん…… えい!)



……何も起きなかった。




「え、ちょっとわかんない」


「空気が動くイメージができてないのかなぁ。少し簡単にやってみよっか。それじゃあ、手で顔を扇いでみて!」


「うん。普通にこうかな?」



パタパタパタパタ……

陽菜は顔に風がかかるように手を扇ぎ、前髪がそよそよ揺れている。



「ね。手だと風を作れるでしょ? そのパタパタを手のひらの上で起こすようにイメージするのよ」


(なるほど……ね。 うん、わかったようなわからないような)



とりあえず、もう一度手のひらを上にして風が起こるイメージを作る。



(さわっ)


!!



前髪が下から上に舞い上がる。



「え!あたし、すごくない!? ”やればできる子”系!?」



テンションが上がる陽菜。その勢いに乗じて操る風の勢いも上昇し、加速度的にその強さを増していく。



ゴゴゴゴゴゴォオオオォオォ!



風は更に強く吹き上がり、中心部がすごい勢いで上昇するためその周囲の空気が渦を巻き

周りの落ち葉や砂石が巻き込まれ、周囲の木々はミシミシと音を立て台風のように揺れている。



「ね……ねぇ、これどうすれば止まるの?」




肩にいる小さな生物に話しかけ、そちらに目を向けると意識を失って肩の上で反り返って落ちそうになっていた。



「ちょっ、ちょっとぉ! どうすんのぉ、これっ!!」



陽菜は、全ての力を持っていかれるような感覚に襲われた。

このままだと意識を失いこの風を制御できなくなり、この辺り一帯がこの暴風によって破壊されてしまうことは容易に想像できる。

現に、数本の木がありえないほど曲がり折れそうになっている。



(……あ。意識が……もう持たな……いかも。余計なこ……としなきゃよかった……)



残り少ない意識の糸が切れかかったとき、風の轟音の中を掻き分けて別の声が響いた。



(――静まりなさい)




ゴゴゴゴゴゴォォォォ



サワサワ……



次第に風が収まり、周囲の巻き上げられた砂や葉や折れた枝などが落ちて来た。



陽菜は力が抜けてその場に崩れ落ちそうになったが、まずは肩の上の小さな生物を両手で包んで安全を確保した後、空を仰ぐように崩れ落ちた。

息が切れ、胸の拍動が走った後のように速くなっている。


すると隣に大きな光が、どこからか転送してきたかのように突如現れた。

緑をベースとした白い色を混ぜた発光した光の塊。その中に大人の大きさのシルエットが浮かび上がる。

シルエットは両膝を地面につき、手を陽菜の身体の上にかざした。かざした手からは暖かいオレンジの光が溢れ、陽菜の身体へと染み込んでいく。



――!?




直前までの倦怠感が消え、尚且つ今までにない力が身体の中を駆け巡った。

陽菜は身体を起こし、シルエットの方へ向き直した。



「助けていただき有難うございました。もう少しで取り返しのつかないことになるところでした。本当に有難うございました!」



手の中の小さな生き物を大切に包んだまま、深々と頭を下げてお礼をした。

シルエットの中の表情は逆光のために見えないが、光はそれほど眩しく感じない。ただ、小さく頷いたことだけはわかった。


『……風を扱うものよ。よくこの世界に戻ってきてくれました。また会える日を心待ちにしています』



そういうと、光の塊は空気の中に溶けるように消えていった。


最後に、


(どうかその子を、よろしくお願いします)


とだけ言い残して。





ざわついていた木々が落ち着きを取り戻し、停止状態だった陽菜の思考も動き始めた。

手の中に入れていた生物は無事なのか?

陽菜はゆっくりと手の中の開いた。


その人型の生物は、無事な様子だった。





陽菜はその人型の生物が目が覚める間、ずっと待ち続けていた。

どのくらいの時が流れたのか、手の中の人型の生物は目覚めた。



「あ、気が付いたのね! ……どう?大丈夫?」


「う……ん、大丈夫みたい。でも、まだ頭がぼーっとするけど」


「そっか。まだお姉ちゃんにつかまってていいからね」



陽菜には姉妹がいた。

もう会うことはできないのだが、今まで使っていた言葉がつい出てしまった。

”お姉ちゃん”という言葉を使うと、胸に痛みが生じる。

なるべく考えないようにしていたことの一つだった。



「うん、ありがとう。でも初めてのことで、アタシもちょっとびっくりしちゃった」





聞くところによると、陽菜が風を起こした時、陽菜と線が繋がり自分が使っていた力の数倍以上の力が陽菜に持っていかれたのだという。

その衝撃は、自分の身体が消えてしまいそうな勢いで力が消費されていたらしい。

そこで意識を失い、そこからの記憶がないとのこと。



「ごめんね、なんだか無理させちゃったみたいだね……」


「ううん。こんなことは初めてだし、今までに見たことなかったから面白かったよ!あと、夢の中に先生が出てきたのよ!」


「教えてもらった先生のこと?何か言ってた?」


「頑張りなさいだって! 何のことなのかわからないけど、先生は褒めてくれたみたいだったよ!!」



(あの暴動を収めてくれたあの人が先生……なのかな?)




その辺の話は、また今度聞いてみようと思う。

とにかく、まず解決しなければならないことがある。




「ねぇ。そういえば、あなたの名前は?」


「名前??それってなに??」




「うーん、なんて言えばいいのかなぁ。あなたがあなただってことがわかるものかな。私は陽菜っていう名前なの。だからみんな、私のことをハルナって呼ぶのよ」



「そうなんだ……先生のところにいたときは、みんなのこと何となくわかってたから、そういう呼び方しなかったな……でもさっきお姉ちゃんって言ってたけど、それは何??」



(う、そうきたか……)


「お姉ちゃんっていうのは、家族に子供が二人いるときはどちらが先に生まれたほうを性別によってお姉ちゃんやお兄ちゃんっていうのよ」


「うーん、よくわからないけど”ハルナ”であり”お姉ちゃん”なんだね……だから”ハル姉ちゃん”だね!」



――!!



妹にはそう呼ばれていた。

再びその名で呼ばれて陽菜は涙が溢れそうになったが、精一杯我慢して見せた。



悲しくもあるが再びそう呼ばれることに対して喜びを感じ、心の感情が大きく乱れていた。

いつも慕ってくれていた妹、風香。

お風呂も一緒に入ることが好きで、大きくなってからは恋愛の相談や、いかに親に怒られないで門限を破るかなどの相談をしていた。

私が突然いなくなって、どうなってしまっただろうか。悲しんでいるだろうか。

なぜ、このような事になってしまったのだろうか。



「ハル姉ちゃん……どうしたの?どこか痛いの?」



小さな物体が、心配そうにのぞき込んでうつむいたまま顔を伏せた陽菜に声をかけてくれる。



「ううん……何でもないの。ちょっと目に砂が入ったみたい」


心配かけないように、気丈にふるまってみせる。



「じゃあ、あなたのことは風香……”フウカ”ってどう?。呼ぶときは”フーちゃん”って呼んでいいかな?風を起こすのが得意なんでしょ?」



妹の名前は風香、いつも呼ぶときはフーちゃん。

陽菜は少し戸惑ったが、小さな生き物の反応を待った。



「……ふーちゃん? ……フーちゃん! あたし、フーちゃん!!」



名前で呼ぶと、小さな生物はすごく喜んでくれたようだ。



「フーちゃん、よろしくね!」



陽菜は噛締める様に、その名を呼んだ。




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