会社の社畜が学生になる
@noritaka1103
第1話 ミス
「社畜!頼んでた発注やったか?まだ、やってなければ早めにやってくれよ?」
「あ、部長。さっき言ってた発注終わりました。」
しかし、この時ミスを犯していたことを知る由はない。
翌日、部長が問いかけてきた。
「本当に発注したのか?やけに少ないんだが?入力の時に桁数か何かを間違えたんじゃないか?
念の為、発注の確認をしてくれ。」
確かに、見ると箱の数が圧倒的に少なかった。
慌てて、自分の席のパソコンで再度確認をすると、一桁打ち忘れていたことが判明。
しかし、納期は今日の為、追加発注は100%間に合わない。
「分かった…。先方にはお詫びの連絡をしとく。相手が相手だから、おそらく、社畜には何らかの処分が下されるだろう。覚悟しといた方がいいかもな。」
その後、部長と共に人事部を訪れ異動の通知書を受け取った。
そこに書かれていた異動先は近くの高校の事務員。会社の傘下の学校である。
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