作中に登場するキャラクターに、インタビュー形式で作品のアピールをしてもらってみる

PKT

もはや読まなくていい、かつて見本だったもの

また作者が思いつきで何か始めるみたいだぜ? byヒヅキ



「こんにちは。作者の意向でインタビュアーを務めさせていただきますクストです。さて、今回は一例という事で、同じ作者の作品を紹介させていただきたいと思うのですが……」


『よりによって、なんで俺なんだ?』


「というわけで、”一冊のライトノベルから始まった、冒険者ギルド運営”の主人公、ヒヅキさんをお呼びしてみました」


『質問に答えてくれよ』


「作者の描いている物語の中で、一番PV稼いでるかららしいですよ?」


『パス。別の奴にやらせてくれ。そもそも、同じ作品でももっと個性が強くて目立つ奴がいるだろうよ。それこそフィーとか適任だと思うんだが』


「奔放すぎてインタビューにならないだろうって、作者が」


『そもそも、これって需要あるのか?どういう狙いがあるんだ?』


「直接、作中のキャラクターにインタビューを仕掛ける事で、作品のあらすじや個性の紹介だけでなく、主人公やヒロインのキャラクター性も伝わるという一石二鳥が狙いなんだとさ。登場キャラクターの言動から雰囲気とかが伝わることもあるし、キャラクターに魅力やパンチがあれば、読んでもらえるきっかけになるかもってさ」


『皮算用と机上論の複合品じゃねえか。そんなのでうまくいくのかよ?』


「わからないから、こうしてやってみてるんじゃないかな?」


『俺達はモルモットじゃねえぞ、まったく』


「とりあえず、作品のあらすじでも紹介してくれよ」


『かつて義勇軍として、異生物との戦いに身を投じていた少年は、異世界からの”漂流物”であるライトノベルというらしい本を戦友から託された。


そこに記されていた物語にヒントを得て、彼は自身の世界で最初となる冒険者ギルドを立ち上げた。


これは、そのギルドの運営と設立にまつわるエピソードを記した、将来冒険者ギルドを運営したいという者達への参考本である。




……これでいいか?』


「掲載してるあらすじのまんまじゃねえか!」


『そもそもやるきねえし。面倒だからこれでいいだろうよ』


「じゃあ、物語の見どころは?」


「それなりに理にかなった描写が多いんじゃないか?ギルド設営のために皇帝と交渉したシーンとか」


「作者が理屈っぽいからな」


『そのくせ、魔術の設定とかは穴が多いんだけどな』


「これ以上は長くなるから、最後に何か一言」


『こんな体たらくで、紹介希望者なんて来るのかよ?』


「それは知らん。ともあれ、こういった形で紹介されてもいいよって作者は、近況ノートに一筆くだされば幸いです」


『大して来ないと思うがな』


「では、次回があればお会い致しましょう。さようなら」

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