会社を辞めて、妄想世界に行きたいと思います

@sineyomaji

第1話 就職

高校3年夏。

就活活動が始まった。

「佐久間。ここ間違ってるよ。やり直し」そんな先生の言葉を何度聞いただろう。

これで数十回以上は聞いた。めんどいなー

そんなことを心で思っているといつもあの癖が出てしまう。


そう。妄想の世界に行くことだ。


世界を救う勇者に。学校での人気者。億万長者。スポーツマン。etc…


「はぁ〜。妄想の世界に行きたい…

就職とかやだなぁ〜」

誰だって思うことだろう?俺だって思っていいはずだし君だって思っていいはずだ。

そして、その世界に行きたいと思ってもいいはずだ。ほんとに行けたらいいのにと何度思っだだろう。

こんなことばかり考えているから友達とか出来ないのかねぇ。。。ねぇ?


高校3年冬

「あーーーー一応就職決まったァ…

これで4月から社畜かぁーーーーーー」

一応の一応就職が決まりましたよ。働きたくないけど。こっからは時間があっという間やな。

はいはい、はよ社畜生活始めようか。


社畜人1年目。

はい。残業ーーーーーー。

なんで一年目から残業やねん。

あーーーー妄想の世界に行きてぇー

社畜人2年目

もぅむり。死ぬ。死のう。死ねる。

無理無理無理よし死のう。今死のう。



死にました。はい。ぽっくり死にました。

















え?


目の前に広がっていたのは、自分が妄想してきたこまでの世界がいくつもあった。




え?

これは?

キタンジャネ?


マジデ?

イセカイ?

俺の時代?


きたぁーーーーーーーーーーーーー!!!!

俺の時代きたぁーー!!!





1時間後。

そんな風に思っていた自分をぶん殴りたい。

まじでさ。なんなん?この世界。



To Be Continued



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