第9話 土

塩野に殺害された二人は

塩野の車に乗せられて小屋よりも奥の山奥に連れて行かれたのだ


そこには三人入れるような土で作られた穴があったのだ


塩野は犯行を隠すために

二人を土に埋めることを考えたのだ


一人で夜な夜な穴を掘っていたのだ


二人は無残に穴に放り込まれるんじゃなくて

ふたり横になって上向きのまま埋められたのだ


塩野は近くで取った花をその土の上に乗せて手を合わせたのだ


「さよならふたり。そして生き返らないで。俺を呪わないで」

そう言い塩野はその場を立ち去った。



その頃警察は

えりかの知人に話を聞いていたのだ。

えりかの両親は捜索願を出していたのだ


えりかの知人に話を聞いた。


「えりかは留守電に残しててJR亀戸駅で男の人に会う。会うのは初めて」と

言っていたのを警察は聞いた。


同じくさえが行方不明になってることも警察は調査していて

同じようにさえの知人にも話を聞いていた。


そうすると

えりかの知人もさえの知人も同じようなことを言っていたのだ


「亀戸駅で男と会う」この言葉に警察は

亀戸駅の防犯カメラを確認することに


そしたらえりかと男が写っていたのだ

警察はこの男を第一容疑者とし探し始めた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る