クリスマスと七夕に 作品紹介その2
【七夕の物語について。】
クリスマスの他に七夕の作品が置いてありますが、クリスマス間近の街に登場した彼も出てくるお話です。
彼の不思議なお仕事が気になった方は『切実に』も、どうぞ。
物語の最後には、彼らのクリスマスの様子もあります。
七夕の物語については、こちらでも詳しく説明しておきます。
【七夕の作品について。】
アドヴェントカレンダーでの企画に参加した後、七夕の創作企画にも挑戦しました。
内容は、希望の方からのお願い事を『短冊』として専用の掲示板に投稿してもらい、それを元に物語などを創作するというものでした。
今回は共通の設定などはなく、短冊を元にしていれば自由な作風で作品を制作出来ることになっていました。
掲示板に載せられた短冊のお願いの中から、読んだ時にぴんときたもの、物語になりそうなもの、光景が思い浮かんだものを選び、そこからさらに空想を膨らませて短編小説に仕立てました。
全部で4つお題として短冊を預かり、そこから3つのお話を作りました。
『切実に』は、その中のひとつです。
他の2つはクリスマスとは関連していない別個の作品なので、ここでは省いています。
【切実に、について。】
クリスマスへ続く、星の使いのお話です。
クリスマスの物語にも登場する彼らの仕事を知ってもらえた方がいいかなと思いまして、季節外れではありますが一緒に公開しました。
もちろん、彼らのクリスマスの日の模様もあります。
物語を作ったきっかけは、
『切実に。私に休日をください』
という短冊のお願いごとを見て、七夕に忙しいってどういう人かなと思ったことでした。
それ以前から七夕のお話を作りたいなと、短冊を集めて天帝に届ける『星のお使い』のことを物語の題材に考えていたこともあって、高い所に腰掛けて、「休みがない」とぶつくさ言ってる主人公の姿がすぐに浮かびました。
一番最後に構想がまとまった作品でしたが、一番最初に完成したのは、きっとそういうわけですね。
舞台となった町は、前年に参加させてもらったクリスマスの企画に共通させて、世界を繋げてみました。
時計塔を元にしているらしい建物がある街が舞台です。
それで七夕の続きを参加二回目のクリスマスでもやることになったんですけど、星の使いの初登場となるこの作品を書いている時はもちろん、後にそんなことになるとは思っていませんでした。
そのついでに、クリスマス用にちょっとした続きを書いたのですが、あの配達少年ならすてきなサンタさんになるのではないかと思ったのが、きっかけです。
サンタと言えば、もう一人の少年やその他のみんなのその後も、クリスマスの最後を飾っています。
ちょこっとクリスマスの方でもやってはいますが、もう少し詳しく、天のお使いでもある彼らのことを書いてみたい気もします。
いつかまた、そんな季節がやってきたらいいなと思っています。
【その後と今。】
実は、季節ごとにあった企画への参加は忙しさから立候補すら出来ないことが続き、しばらくしてアドカレンジャーそのものからも卒業しました。
それからすぐに創作の時間を確保するためと、体調不良から自分の携帯小説用サイトでの更新もやめてしまったので、作品を公開する場所も閉鎖か削除していました。
それでも、この創作企画にクリスマスだけと言わず別の季節にも参加し、微力ながらでも作品をいくつか提供できたことは、創作を続ける上での良い体験になったと思います。
あの短い期間でもこんなことが出来たんだから何かはやれると思えましたし、修正のためなどで作品を見返すと参加時の様子を思い出して、また更新作業も再開出来たらいいなと思ってもいました。
誰に見せるわけでなくても楽しいと思えるなら、創作はいつでも再開できる続けていけると、いつかを願って、ここまできました。
勇気を出して創作イベントに参加した当時を振り返ると、企画を通じて大変さと共に、創作の楽しさを改めて知ったことが、自分には大事な出来事だったのですね。
一度すべてを閉鎖する時には、いつまた更新や公開などの活動を再開出来るかわからなかったのですが、こうやって創作活動を再始動して、新しい場所でまた作品の紹介が出来るようになったのは本当に良かったと思えています。
ここまで修正を重ねてきましたが、これでひとまず完成とします。
他にも多くの書きかけ、描きかけの物語がありますが、これらの作品をいつか完成させること、少しでも良いものに仕上げることが今の目標にもなっていて、そう思えることが自分にとっては最良の贈り物なのかもしれません。
12月25日までの物語を楽しんでもらえましたでしょうか?
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
クリスマスと七夕以外の季節にも新しくなにか作り出すことができたら、そのときに、また。
では、みなさま。いつまでも、メリークリスマス!
作品たちをよろしくお願いします。
2023年12月
sorasoudou
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