第15話逃避行
私の名前は「アリサ・スミス」・・そう名前から察するに私もそうだけど、先祖代々此の街の鍛冶師と言う鉄を火に掛けて打って・・そして武器にしていて其れを作る事を生業として生きているの
だがとうとう此の街にも戦火の波が押し寄せて来たのである・・私が今住んでいる町は「スコルト・ラント」の大体中間位置にある「スターリング」にまで敵の軍隊が侵攻をして来た。
だから私達の家族は一旦親戚の伝手でスコルト・ラントの北部の都市「マレー」まで落ち延びる事に成功をした。
それにしても此の戦争は何時まで続くのだろうか・・そして何時に成ったら故郷に安心して帰る事が出来るのだろうか?
まあ其れを考えた所で最悪数十年単位で此の街に住み続けなければ成らないのかなあ・・まあ今は耐えるしかないようね
そして1年半が経ち・・とうとう私が住んでいる此の都市まで敵軍は侵攻してきたのである・・「もう駄目なのかなあ」此れが今の私の心境である
だけど風の噂話から聞いたんだけど此の私達の戦争を好機と捉えて・・まあ様は火事場泥棒を企てようとして「ブルンス王国」が「ブルトン島の旧ブルンス王国領の領地の回復」と言う事をお題目にして「イング・ラント」への軍事侵攻を起こしたそうだ。
だけど今はそんな事より目の前の問題について考えなければ成らないなあ・・そうして「都市を護る四方の門」内「南側の門」がとうとう「イング・ラント軍」により抉じ開けられたのである。
其れで私達は此の街のの領主から「領民で逃げたい物は逃げよ・・逃げた所でどうせ後ろから来た蹂躙されるがな」と自暴自棄に成った口調で先程のセリフを吐いたたそうだ。
だから私と其の家族は北門を出て・・其れ以上北に存在をしている「ハイランド」に向かったのである。
だけど其れを狙っていた「イングラント軍」は逃げようとする私を含めた老若男女に向かって無差別に矢を射って来たのである。
だからこそ私は何とか先程の矢の雨から逃げきる事ができたけど、私の父親と母親は先程の矢の雨により残念ながら死んで仕舞ったのである
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