オタクに恋はジャンルによってマジ難しい・2

Tさんは私の住んでるところにわざわざ来てくださって

とりあえずチェーン店じゃなさそうな居酒屋さんに入る事にしました。

そこがアタリの店で後に私のひとり酒スポットになります。

そして現物取引をしたあと、しばらくヲタ話をしながら飲んだり食べたり。

私は下戸なので、しっかりとチェイサーにお茶を挟んで飲んでました。

何故チェーン店を選ばなかったかというと

某激安居酒屋で飲んだとき、乗り換えで意識を失って終電を逃して以来

「安酒はヤバい」

というのを肝に銘じる様になったからです。

(いやマジで安いお酒は度数がどうかしてるから無難にサワーを頼んだほうがいいよ)


Tさんはとても気さくで話しやすくて

年齢も近いし

何より推しが同じハロプロなので

一緒に喋っていて楽だな〜、楽しいな〜と思っていました。


…これだよ…。

こういうのでいいんだよ

むしろちょうだいちょうだいそういうのちょうだい

(唐突な孤独のグルメからのスポーツ王は俺だ)


とても楽しい時間を過ごして、さてお会計と言う時に財布を出したのですが

「僕の方が高い酒飲んでるから」

と奢ってくださったか、多めに払ってくださったか

ちょっとその辺曖昧なんですけど

とにかくそういう点での優しさも感じました。

本当に気取らずに行ってしまったので

財布を入れたトートバッグが携帯会社のノベルティだったのが本当にすまないと思う。

この時に「オサレカバン…買おう…」とマジで反省しました。


解散した後も現場の情報交換やらなんやらで連絡を取っていて、

まあ、こちらが勝手になんですけど

「これからもTさんと良いお付き合いが出来たらいいな」

と思っていました。

それが恋愛に結び付かなくても。

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