幼馴染みと イラストレーター

桜舞集

第1話幼馴染みと修羅場

朝、ピンポーンと家中にチャイム音が響き渡る。


玄関のドアを開けて、二階に進む

階段をのぼる足音だけが、とことこって鳴り響く


ドアを二回ノックして部屋に入った。

つけっぱなしのパソコンがあり、パソコンを覗くと、

完成したらしきイラストがあった、

男女が背中合わせのイラストだった。

多分小説とかの挿絵なんだろう。


パソコンを無視して、ベットで寝ている悠斗をたたき起こす、が微動だにしないので、


麗奈は少しばかり、大胆な行動に出てみる事にした

寝てるしと麗奈は、悠斗の寝顔をみて、

ケータイで写メをし始めてから、

少しして、悠斗の耳を舐め始めていた

言わるる耳フェラだ


だが、当の本人の悠斗は半目で起きていた、

ちょっと、このあと、どんな行動をするのか見てみたかったのだ。

だが、想像していたのと、かなりズレていたのか、タイミングが合わず寝てるふりをし続けた。


すると悠斗のケータイのアラーム音が突然鳴り響いた


AIのミラがマスター(悠斗)を起こす為にアラームを鳴らしてくれたのだ。


ミラちゃんありがとうね、

AIのミラに麗奈は話しかける

[いいですよ麗奈様マスターが起きないのは、いつもの事じゃないですか!]

[まぁさっき何をしていたのかは追求しないであげますね]

えぇそうしてくれると助かるかな(困惑)


(んんあれなんで麗奈がいるの?)

おはよう悠斗、ほら今日から高校の入学式だから、早く支度して


あぁ、おはよう

私は朝食の準備してくるから

早く降りてきなよ


助かるよ ほんと!ありがとう!


ほら早く着替えてよね、


先に降りてるから



おう!と、悠斗は返事を返す

ミラはにやにやとマスターを凝視していた


はぁと、気だるげにため息をついて

制服を着てリビングに行った。


おはようと、元気な挨拶をしてきたのは

同居人の蒼波空だった

[おはよう空]

眠そうだね、昨日もまた徹夜明けかい!悠斗


(悠斗)んまぁ締切のあったイラストは割と

早く終わったんだよね!

(空)[じゃあなんでそんなに眠そうなんだい]


あぁその後久々に仕事以外でイラストが描けるってなって、

夜通しで描いていたから、


(空)はぁなるほどバカかキミ

明日学校あるって前の日から麗奈が言ってたよな


(空)まぁいいけどさぁ

(悠斗)そういえばあいつまだ起きて来ないのか?

(空)まだ寝てるさっきまで俺だって寝てたし

叩き起こされたけどな甘奈に

痛かったってレベルじゃねーぞ

最初からクライマックスだからな


最初、ビンタを連続でそれから起きなかったら コブラツイストを食らったよ

(悠斗)そ、それはお前が悪い起きなかったんだからな!


(空)それは理不尽過ぎないか?

(悠斗)知るか!

(悠斗)そう言えばアイツまだ寝てるのか?

(空)寝てるから、甘奈に叩き起されて降りてくるはず

そう話してると甘奈と雷輝が降りてきた


何故か雷輝の顔には頬か膨らんでいた。


空と悠斗、何があったか察しがついた。


そのあと、麗奈がみんなの分の朝食を持ってきてくれた。


朝ごはんを食べながら、甘奈が話始めた

悠斗達、今日学校の入学式終わったらさぁ

駅前に新しく出来たクレープのお店行こうよ


あと駅前に出来た大型の店舗も寄ろうよ

(悠斗)いいよそのくらい

(空)あぁオレもいいぜ

(雷輝)ちょうど行って見たかったしいいよ

(悠斗)決まりだな入学式終わったら行くか!


みんな入学式終わったら駅前の大型の店舗にでかけることになった


そして、皆が朝食を食べ終わり片付けをしながら、麗奈が唐突に私達今日から悠斗達と住むことになったからよろしくね


悠斗えっ聞いてないんだけど…

麗奈親が、また出張で家にふたりしかいないし、ふたりじゃあ何んかあったら、危ないからってことで、親が幼馴染み

の悠斗のところに泊まらせてもらいなさいってさ。


悠斗まぁいいけどね、部屋余ってるし。

麗奈 それに私達いた方が何かといいでしょ

悠斗達、夕食とか朝食、作らないでしょう?

悠斗くそ、ぐうの根も出ない…


朝食を片付けてからそろそろ学校に向かう時間になったから

学校に行くことに


学校に行く道中に友人とエンカウントしてしまった

少女はこちらを見て気づいたのか、ダッシュで、悠斗に向かって走ってきた。

それを悠斗はかわしてスルーした。


少女は地面に転んでしまった

その後ろで眺めていた西園寺沙羅がこちらに歩いてきた

おはようと挨拶をしてから沙羅は悠斗の方を見て、にやにやしながら、あらあら悠斗モテモテね、

悠斗のまわりに麗奈と西園寺咲が腕に抱きついていた


悠斗、お前この状況楽しんでるだろ絶対

沙羅 当たり前でしょ

悠斗助けてはくれないんですね

沙羅 は?いやよ…

悠斗 ですよねー

と話込んでいたら学校の校門前まで来ていた

悠斗えーと入学式だから受付ってどこだ

麗奈 があそこだよって看板が出ていたのを教えてくれた

麗奈 ほら早く行こう

入学式とてつもなく長かった


入学式が終わり各教室へ移動となった

そして、ホームルーム始まって

自己紹介をすることに

各々が自己紹介をして、悠斗の番になった

趣味や名前など紹介し終わってから

今日のホームルームが終わり帰宅出来ることになった


悠斗 まさか、全員同じ教室って

空 あぁまさかだよな誰かしら別々になるかと思ってたよ

悠斗 まぁ全員同じ教室になったんだし

俺的には嬉しいかな、と照れながら話す


雷輝このあとどうするよ?

麗奈 このまま駅前のクレープのお店行けばいいんじゃない


甘奈 行こう 行こう


そして、駅前のクレープ店まで来ていた

みんながいろんなクレープを頼んでいた中で

悠斗は何を思ったのか チョコバナナクレープにトッピング全部のせをやってクレープがパンパンになって今にもこぼれそうだった

空が呆れながら、お前それはバカだろ

トッピング全部のせなんてやるとどうなるかくらい分かれよ

悠斗はキメ顔でトッピング全部のせとかお前憧れるだろ


空、いや憧れないだろ

麗奈がそう言えば悠斗達は部活とかやるの?

雷輝 うちの高校の部活って少なかったよな確か

沙羅 美術部、サッカー部、陸上部、マンガ研究会 この4つしかないよ


悠斗 うわ部活少なすぎないか?

沙羅 私は部活しないからなぁーバイトやる予定だし。

咲 私もバイトやる予定部活はいいかなぁ

悠斗 オレは今仕事してるから部活やらないと思う

空 悠斗最近イラストの仕事多いもんな


甘奈が部活とかの話してないで駅前のすぐそこにあるデパート行こうよと、雷輝の手を引っ張りだしデパートの方へ先に行ってしまった。


それに続いて麗奈や悠斗達が追いかけるかたちで甘奈達の方へ早歩きで、向かって行く


3階、フードコート

甘奈、咲[お腹空いたー]

麗奈、沙羅「ちょうどいい時間帯ここで食べて行こうか!」


悠斗「いいぜ」

空「なんか色々とあるよなぁ」

雷輝「そりゃフードコートだしそれなりにあるでしょ」


悠斗 「席先に取ってるから麗奈達は先に買ってきなよ」


数分してから、麗奈達が戻ってきた


各々が別々のものを買って戻ってきた


悠斗、雷輝そう言えばお前原稿の状況大丈夫か

雷輝 あぁまぁぼちぼちかなぁ

悠斗 進んでるならいいけど、やばかったら手伝うからな!。

雷輝 サンキューでもお前もイラストの仕事あるだろ!


悠斗 大丈夫かな…

空 雷輝もそろそろ専属のアシスタント入れれば?


そんな話をしていると、

唐突に甘奈が、ねえ部活作らない?

[えっ]

悠斗 いやいや忙しくてできないと思うだが

空 まぁまぁ悠斗 オレは賛成だよ

悠斗 マジかお前…

雷輝 オレも賛成かな、締め切りやばい時は

流石に帰って原稿やる予定

悠斗 あーもう、お前らが参加してオレだけ参加しないってなんか癪に障る

やるよ、やる。

咲へえー面白そうじゃん私バイトやる予定だけど、バイト休みの時とかに参加する予定なら

その部活入るよ

甘奈いいよいいよ 一応部活作るのに必要人数

いるし大丈夫っしょあとは顧問見つけるだけかなぁ…


麗奈 沙羅ちょっと待っーた

私達もその部活入るからね

なんか私達ナシで話進んでますけど…

悠斗部活何する予定なんだ?

甘奈 んー…

2次元研究会とかどう?

空活動内容はどうするよ?

甘奈んーとね… ゲーム制作やりたいです

空悠斗雷輝

は?

と一同は驚愕したのであった

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幼馴染みと イラストレーター 桜舞集 @sakuramausyuu

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