第四話 動物の正体

◇カイ

たあああああっ!


◇ワーグ

ウウウウウウ……


◇リンジー

アンリミテッド・バーニング!


◇ノア

……ふう

これで全部みたいだ


◇レム

おお~すご~い

みんなお疲れ~


◇レム

じゃあ敵もいなくなったことだし

おやすみぃ~……


◇クロナ

って、そうはさせないから!


◇クロナ

ワーグの数も少しずつ

増えてきてるし

レムにも働いてもらわないと!


◇レム

ええ~……

働いたら負けなんだけど……


◇ノア

だからキミは一体

何と戦っているんだ……


◇カイ

とにかくワーグも増えてる以上

遊ぶのは後にして

遺跡の探索をしないとだな


◇リンジー

Yes!!

まだまだこんなものでは

ワタシは満足しマセーン!


◇リンジー

さあおチビサン!

出番デス!


◇リンジー

早くワタシたちを

お宝マキナのところまで

案内してくだサーイ!


◇ノア

おチビって……

この動物のことか


◇不思議な動物

…………


◇不思議な動物

……僕はおチビじゃなくて

ドワルディだよ


◇リンジー

!?


◇クロナ

ま、また喋った!?


◇カイ

し、しかも

なんだかさっきより

話し方が流暢になってないか?


◇ドワルディ

……さっきのは営業モード

もう遊び終わったから

営業モードはおしまいだよ


◇ノア

キ、キミは……一体何者なんだ?

その様子を見るに、

ただの動物でもなさそうだし……


◇ドワルディ

…………


◇アリア

…………


◇アリア

ドワルディさん、あなたは……

マキナドールですね?


◇クロナ

……え、この子が!?


◇レム

マキナドール……?


◇アリア

はい……ずっとこの子の

悲しみが伝わってきてて……

それで……


◇ドワルディ

……君の言う通り、

僕はこの場所のマキナドール


◇ドワルディ

今までずっと

この島を……

この施設を守ってきた


◇カイ

施設……?


◇ドワルディ

でも……


◇リンジー

Oh!

まさかこんなモフモフな

マキナドールがいるナンテ!


◇リンジー

そのモフモフは

一体どうなってるんデスカ!?

解体して仕組みを知りたいデス!


◇ドワルディ

……!


◇ノア

アリア、今すぐドワルディを

抱えて逃げるんだ


◇カイ

ああ

リンジーは俺たちが食い止める!


◇アリア

え、ええっと……


◇リンジー

ちょいちょい!

ひどいデスヨ二人とも!


◇リンジー

今のはほんのジョーク!

場を和ませる

Jokingデース!


◇ノア

工具をカチャカチャさせながら

言うな!


◇クロナ

そうだよ! もう……

ごめんね、ドワルディ

怖かったよね


◇ドワルディ

……大丈夫だよ

ありがとう


◇レム

えっと……ドワルディ、だっけ?

さっきこの島をずっと

守ってきたって言ってたよね


◇レム

実はここ最近の異常気象で

あたしが守護してる神の湖が

凍っちゃったんだけど……


◇レム

もしかしてここの遺跡と

なんか関係あったりする~?


◇ドワルディ

……うん

ずっと……ずっと助けに

来てくれる人を待っていた


◇カイ

助けって……どういうことだ?

一体この場所で何があったんだ?


◇ドワルディ

……それは


◇ノア

……!

兄さん、危ない!


◇カイ

!!!


◇ワーグ

ガアアアアアッ!


◇クロナ

もう、しつこい!

一体何匹いるの!?


◇リンジー

みなさん、いきマスヨ!

ワーグを倒して、この遺跡の謎を

明らかにするのデース!


◇カイ

……来るぞ!

構えるんだ!



To Be Continued...

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