俺の妹はかわいい

第1話

「お兄ちゃん、起きて！起きてよー！

ゆさゆさと揺さぶられ目を覚ますとそこには

まいすいーとえんじぇるグミちゃんがポニーテールをぴょんぴょんさせて起こそうとしていた。

はぁ、あいかわらずかわいさに上限がないな

目に入れても痛くない、

実際やったらいたけども、そもそも入らないけども！

とにかくそのくらいかわいい我が妹は、

南条学園3年で、容姿の可愛さと、愛嬌の良さもあいまって学園ではとにかく人気者だそうだ。ラブレター も毎日のようにもらっているらしい

お兄ちゃん！しんばいっ！！

天使にも等しい存在の妹とが毎朝のように起こしてくれる。

こんな幸せなことはあるだろうか

もちろんがばっとおきあがって抱きついてハフハフしたいが。そんなことをして妹から

お兄ちゃんキモい

なんて言われたら生きていけないっ！

だからいつも通り優しいお兄ちゃんとして毅然とした態度でいなくてはいけない。

「おはようグミいつも起こしてくれてありがとう」

といつも通りの朝を迎える

「お兄ちゃんちゃんはいつもはしっかりしてるのにお寝坊さんなので私が起こしに来ないとダメですね！」

「そうだな、いつもありがとう」

「妹としてとうぜんです！

朝ごはんができてるので早く食べましょ！」

「じゃあまた待てるね！」

？

？

「なんでずっとそこにいるんだ？

そんなに着替えが見たいのか？」

「ごっ、ごめんなさぁぁぁぁい！！

リビングで待ってますぅーー！」

耳を真っ赤にして逃げていった

はぁ、あいかわらず　俺の妹はかわいいな