大切な人と別れたくない私は必死で婚約破棄させないようにする

第1話 婚約破棄なんてさせない？

初めまして、私のお名前は綾瀬美晴（アヤセミハル）。

年齢29歳で某企業の社長をしています。

この若さで某企業の社長していますって言いますと、

すごいって言われますけれど、私はそんな事はないって

思うのですが、おかしいのでしょうか。

どっちにしても私は社長なのでしっかりとしないといけないのは

事実だし、他にもやる事が多いので頑張っているのです。

私は特定の人が居るのですが、その人とはお仕事がお休みの日に

お会いしてデートしているのですけど、なかなか楽しいって

思える事なので私は嬉しい限りです。

しかし、私は良くても相手の人がダメならば、そこまでなので

そうならないように努力はしているのです。

私の特定の人のお名前は水無瀬和人（ミナセカズト）。

年齢29歳で職業がサラリーマンです。

私と和人は相性が悪くないし、一緒に居ても楽しいですし、

退屈はしないので安心しています。

それでも和人は私との身分違いを気にしているようで、私が

気にしなくてもいいって言っても気にするようです。

私と和人との出会いはSNS上でまずは知り合ってから、それから

メール交換して意気投合していくうちに現実でお会いしませんか

って言われて、私は即お返事をして会う事にしたのです。

会った事によって二人はますます意気投合してお互いの現実での

お名前や職業、年齢などを教えるようになるのです。

それから月日が流れて和人とは特定な人になってくれたので

それはそれで嬉しかったです。

こうしているうちに現在に至るということで今は今で何事もないって

言われると、疑問しかありません。

特定の人というのは婚約までしているという事なので私は早く結婚

したいなって感じるけれど、焦るとロクな事がないのでじっとしています。

そんな時、和人から婚約破棄したいってご連絡が来るのだけれど、私は

婚約破棄なんてしたくないので拒絶しています。

和人が婚約破棄したいって言うのもわかりますけれど、婚約破棄されると

私も困るので成立させないように頑張ります。

和人自身は諦めるという事をしないので婚約破棄したいという事ばかりを

言ってくるのですけど、私は婚約破棄したくないって言うのが本音。

このまま平行線でいても意味がないので私が折れるのか、和人が折れるのか、

どっちかしかないので頭の中でよく考える必要がございます。

私はじっくりと考えて検討しているけれど、なかなか結論には至りません。

こうなったら婚約破棄を認めるしかないと思うと、ここまで婚約破棄を阻止

してきたのにすべてが台無しになる。

ただし、この状況をいつまでも長続きさせるのは難しいので私が折れるしか

ないと感じているのです。

私は和人に婚約破棄の件は認めますって言うと、和人は本当にありがとうって

私に行ってきたので、とても複雑な心境です。

婚約破棄を認めたという事は私の恋愛はここで終了です。

大切な人だったのにとても残念です。

これで私の恋愛は振り出しというか、初めからというか、何て言っていいのかが

わかりません。

これからもこういう事はありそうなので辛抱するしかないのかなって思う。

恋愛って難しい部分もあるし、楽しいだけでもないので何とも言えません。

恋愛する人は覚悟を決めてした方がいいって事かもしれませんね。

ここに恋愛ありってね。