1/24 11:23 初吊り
何をしたかったのか分からないが
気がついたら首をつっている、今も
かおにちがのぼってる
縄を今解いた
薬を飲んでたわけじゃない
いつでも足がついて
いつでも解けた
それでも文字が打てなくなる程度には
自分で自分の首を吊っていた
「あー、死のうと思えばこれはきっと死ねるんだな」
と思った。
多分これからも自分の首を吊ると思う。
死ぬ気がなくても、たとえ死ぬ気があっても。
紐がきつく首に巻かれている。
取るのも億劫だ。
何で吊ったか?
言わないでおく。
まぁ、きっと書いても書かなくても
関係ないだろうけれど
仮に吊ろうと思っている人がこの文を見つけて
参考にしようとしたところで
きっと吊ろうとした時点で何かを参考にするでもなく自分で出来そうなものを適当に見繕うだろうから。
私のように。
そしてこれ、簡単には解けない。
まだ頭がクラクラする。
ボロボロの左腕
きっとこれは、私や同類以外が見たら凄く痛々しくて気味が悪い異常なものなのかもしれないが。
美しくないのか?
いいと思うのだが。
見ているだけで安心する。
しぬときは
きっとこの紐でしにたいな。
はは、まさか。私は自殺なんかしないけれどね。
さっきだって
脈は切らなかったよ。
死にたくなんかないさ。
誰だって。本当は生きたいよ。
今現在その人がいる世界は生きるのに苦痛が伴うけれど
その苦痛がなければいきたい
でも、その苦痛は取り除けない。どう足掻いても。
「頑張ってみないと分からない」じゃなくて、
頑張ったけれどダメだった、ダメなことに気づいてから取り繕って疲れてしまった。
首を絞めた。
嬉しかった。
苦しさが心地よかった。
いや、決してマゾヒズムなんかではなく、。
きっと生かさず殺さず弄ぶのが好きなサディストにやられた所で喜べない。
そうではなくて。
あぁ、このままやったら私は即座に死ねるんだ
生きる苦痛から解放なんてこんな手の届くものなのか、と。
幸せだよ。全くもって。
きっとあの人がこの結び方を教えてくれなかったとしても調べりゃ出てきた。
たまたまあの人が教えてくれて
たまたま試して見てしまって
たまたま案外、死とは表裏なのだと、
知ってしまったのが私であって。
その私が少し変わった思考を持っていただけ。たまたま。本当に偶然の重なり。
でもきっと天井からは吊れないし
もっと頑丈な、それこそ麻縄を買わないと回避不可能な苦痛は得られない。
薬でまともに動けなくても今試しに吊ったような紐じゃあ無理だと思う。
まぁ、なんだ。
それこそなんだが
脳失血なんかが妥当か?
脳に血がいかなくなって脳に酸素が回らなくなって死ぬ
その方がまぁ、楽かもしれんなぁ。
あれはきっと素早く対処されれば死なないのかもしれないけれど。
きっと私の家族は私が部屋で首をつってても気づきやしない。数日程度。
私が薬を飲んで吐いて動けなくなっていても気づきはしないよ。はは。
少し疲れた。まだくらくらする。
休む。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます