第15話
暗闇はなく、無知があるのみ。
完
「ってゴラァッ!」
ゼロが声を荒げた
「おいおい再開早々うるせえぞ、もっと静かにできねえのか?」
トモカズが怠そうに言った
「再開早々終わらせようとしてんのはどうなんだよ」
「お前全開の更新からどんだけ期間空いてると思ってんだ?一ヶ月以上だぜ?もう読者も完全に忘れてるよ、今頃更新して『こんなんあったっけ?』って言うのが目に見えてんだよ、だったらいっそのこと終わらせた方が早えだろ」
そう言いながらトモカズは鼻をほじり出した
そして
「大体けものフレンズつってるのにその要素どこにあんだよ、たまぁに思い出したかのように出すだけだろ?もうけものフレンズじゃねえよけものフレンズのような何かだよ、もうひとのフレンズだよ」
トモカズは続ける
そんなトモカズに対しゼロは
「久しぶりだからって怠けすぎじゃねえのか、確かに最近更新してなかったが…」
するとトモカズは
「アイツらを見てみろよ」
ある方向を指差した
「アイツら?」
ゼロはその方向を見た、そこには
死んだ目をしたフレンズが何人か立っていた
「連載開始からほとんど出番が無かった奴らだ面構えが違う」
「違うっていうより面が死んでんじゃねえかッ!」
「そもそも原作?アニメ?そん時から出番がほとんど無かったじゃねえか、一話だけメインで出て他の回はちょろっと出て終わったじゃねえか、もうその時点で諦めてんだよ奴らは、主役しか目立てねえんだよ」
「2次創作とはいえ主人公が言っちゃならねえセリフよく言えるな…」
「もう色々めんどくせえから早く帰ってM◯nster Hunterやろうぜ」
「伏せ字が伏せ字になってねえ…というかまだまだ終わりには出来ねえだろ、やる事があるんだからよ」
「やる事?あぁサンドスターとか?カズヤとロイヤルの恋愛とか?だったらさっさと終わらせて最終回にしようぜ?ホラお前ら始めんぞ」
トモカズが手を叩いた
「そんなすぐに出来るもんじゃねえだろ…」
***
「ヌハハハハハハハハハハハハ!我が力で捻り潰してくれるわ人間どもよぉッ!」
サンドスターが笑いながら言った
「俺はこの戦いが終わったらプリンセスと結婚するんだッ!」
カズヤが叫びながらサンドスターに斬りかかる
「うみゃーみんな行っくよー!」
サーバルやその他のフレンズもカズヤに続く
「俺たちの戦いはこれからだッ!」
終
「待たんかいいいいいッ!」
ゴッ
カズヤがトモカズにかかと落としをくらわせる
「何勝手に終わらそうとしてんだッ!打ち切り漫画の最終回みたいにッ!」
「俺にここまでダメージを与えるとは…成長したな息子よ…」
トモカズが頭を抑えながら言った
「うるさいよ、こんな事やってたら本当に打ち切られるって、読者から苦情の嵐来ちゃうって」
「わかったわかった、真面目にやりゃあいいんだろ?」
するとトモカズは
「という訳で次回からは真面目にやりまーす、たのしみにしててねー」
今回を含め色々すんませんでした、次回からは多分真面目(?)にやります
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