応援コメント

第1話山妖記」への応援コメント

  • SNSでのタグ企画から読ませていただきました。
    日本、中華の古典籍のような世界観が美しかったです。
    人と妖、陰と陽などのモチーフも好きです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    お読みくださり、ありがとうございました。古典になぞらえた作品に仕上げたかったので、そのように評価していただき、大変うれしいです。書き手にとって、「好き」と評していただけることほどありがたいものはありません。感謝申し上げます。

  • 短編でありながら、とても読み応えのある作品でした。
    文章力もですが、作者様の世界観に引き込まれました。




    作者からの返信

    ayaneさま
    短編という尺にはあまりにも物語を詰めこみすぎた感はありますが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
    この和漢折衷の世界観はずっと大切にしてきたものなので、そのように評価していただけたことを心からうれしく思います。
    コメントいただき、ありがとうございました。

  • コメント失礼します。

    序盤から肥沃な山々の情景が頭の中に浮かんできて、なんと濃い作品なのだろうと思いながら読み進めました。
    歌舞伎の序破急の急のように、ある場面から一転して物語が急変し、最後のセリフに至ったのには感動を覚えました。

    素敵な世界、および作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    にのまえ あきらさま
    コメントをくださり、ありがとうございます。
    ご指摘のとおり、この物語の展開は歌舞伎や能などの古典芸能の序破急を意識したものです。
    読み解いていただけたことに深く感謝いたします。
    また世界観についても評価していただき、たいへんうれしいです。植物の香りが漂ってくるような作品を目指しました。
    少しでもお楽しみいただけたなら幸いです。

  • 宮中に忍び込むまでは、どんな話になるのか暗闇を手探りで進んでゆく感じでした。
    変化が解け、一気にクライマックス。
    ラストの納得感高い。
    半陰陽になったり、目が見えるようになったり
    プロットの工夫がすばらしいと思いました。

    作者からの返信

    丁寧にお読みいただき、ありがとうございました。
    疑心暗鬼な状態から抜け出して、自らの意思で未来を選ぶ主人公像を描きたかったので、そのように評価していただけて幸いです。
    変化が解けてからの加速感は意識した演出だったので、楽しんでいただけたようでうれしいです。
    今後ともますます精進してまいります。

  • 流麗な文章、一気に読んでしまいました。
    これから墨蓮は、どのように生きていくのでしょうね……。

    作者からの返信

    はじめまして。お読みいただき、ありがとうございます。墨蓮はまだまだ前途多難ですね。反目する妖たちもいますし、一筋縄ではいかないと思います。弟のことも忘れられないでしょうし、時には会いたくもなるでしょう。それでも自分で選んだ道ですから、弟への想いを抱えながらも、しっかりと妖たちをまとめていこうとひたむきに頑張ると思います。

  • はじめまして。拝読いたしました。

    古典の世界の、蝉丸や玉藻前のようなキャラクターを彷彿とさせる設定を、独自のファンタジー世界と見事に融合させて、
    そのなかで、人と妖のあいまに揺れる主人公の心情を描き出した、美しい物語だと感じました。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    はじめまして。丁寧に読み解いてくださって、ありがとうございます。

    まさしく、蝉丸は意識した人物の一人でもありました。ちょうど白洲正子を読んでいた時期に書いたので、彼女の文章には大いに励まされました。
    玉藻前もまた私の好きな古典の人物の一人です。能楽にハマっていた時期に出会いました。
    そうした影響がこの小説にも確実に表れていると思います。
    その彼らを少しでもこの世界で生かすことができていたなら、それ以上に勝る喜びはありません。

    ご丁寧なコメントをくださり、本当にありがとうございました。

  • こんにちは。

    ひとつの魂が何かを超える物語だと感じました。
    文体は世界を作っていて素晴らしいと思いました。

    すてきな作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    こんにちは。素敵なレビューをいただき、またご丁寧なコメントをくださり、ありがとうございます。
    最後までお読みいただけただけでも大変うれしく、恐縮です。
    主人公の人としての魂を描きたかったので、そのように受け止めてくださってとてもありがたいです。
    文体も褒めていただけて喜ばしく感じます。