【考えていること2】
2020/12/28
■ 1. はじめに
前回の『考えていること』を書いてから一年ほど経つので、一年経った現在における私が考えていることをまとめていきたい。また、前回以上に雑にまとめるつもりである。「雑でも良いよ」という人には読んでもらえると嬉しい。「雑なのは嫌だよ」という人にはつまらない話かもしれないので予め了承しておいてほしい。
■ 2. 完結について
この作品がいつ完結するかは作者自身分からない。2020年の4月頃は今年中に完結させようと思っていたが、今現在3万文字くらいまでしか書けていない。これから12月31日まで頑張ったとしても5万文字くらい。今年中の完結は不可能だろうと思う。来年中の完結を目指したいが、このまま順調にいく気はあまりしていない。
目標は変わらず総文字数10万文字。現在は3万文字くらい。一日3千文字書けば一か月で書き終わる程度ではあるがそんなことを言い出したらもうすでに書き終わっているはずだ。少しでも早く完結できることを願う(楽しみながら書いていきます)。
■ 3. 物語の節目について
競プロ初心者である詩織が自力で競プロの問題を解けた時が一つの節目になると考えられる。その節目は今のところ第8話か第9話にくるはずで、文字数でいうと4万から5万文字くらい。この作品は10文字まで書くつもりでいるのでだいたい半分くらいになる。
その節目まで書く事ができればとりあえずは作品として読めるものになると考えている。とりあえずの小さい目標は、詩織が競プロ部に入って実際に競プロの問題を一問解くまでを描くこととする。
■ 4. 理想とする作品
私は主人公が頭の中でうだうだと色々考えている小説が好きである(森見登美彦の作品のような)。この作品では主人公である詩織が色々考えながら競プロ部員として生活していく様子を描きたい。それが読者にとって面白いものになるかは分からないし、逆に読み辛くてつまらない作品になってしまうかもしれない。それでも私はこのスタイルで書いていきたい。
■ 5. この作品は面白いのか
日常系作品を実際に書いてみて思ったことは「日常系で面白い作品は凄い!」ということだ。日常ということは普通の出来事が当たり前のように進行していくということである。しかし、当然のことながら普通のことを普通に描いても面白いわけがない。だから普通の中に面白さを見出す必要がある。しかし、私にはそんな力がないので普通の競プロ部の様子を普通に描いてしまっている。正直、面白くないと言われても何一つ反論はできない。
■ 6. 競プロを題材にした利点
競プロを題材にして小説を書くことには利点があると思う。私の執筆は全く進んでいないし、この作品が面白いかと聞かれると困ってしまうが、それでも「競プロ小説」には将来性が十分ある。特に日常系競プロ小説はうまくいくと思う(というか日常系でうまくいかない題材があるのだろうか。だぶんあるだろうけど)。
競プロ小説がうまくいくと考える理由として、日常系作品との相性が良い点があげられる。日常系作品というのはその名の通り誰かしらの日常を描く作品である。しかし、当然のことながら普通のことを普通に描いても面白くない。そのため日常の中に非日常を取り入れることで面白くする必要がある。そこで競プロが登場する。世の中の多くの人にとって競プロは非日常である。そのため競プロerの日常は多くの人にとっては非日常であると考えられる。
■ 7. 話の進行遅くない?
私はちょうどよいスピードで物語を進行させているつもりである。しかし、「もしかしたら遅いのかも」と思ってしまうこともある。
私は自分の小説がアニメになったらどうなるかということを考えてみた。すると、第1話はアニメにしたら5分にもならないのではないかという不安が出てきた。第4話くらいまででようやくアニメの1話分が作れるくらいかもしれない。つまり、この作品は内容がスカスカなのでは?と不安でいっぱいだ。
■ 8. 文章の癖
私の文章には癖があると思う(癖は小説を書いている人には皆あるはず)。その癖が読者にとって邪魔なものになっていたらどうしようかと不安になることがある。私は真面目に書いているつもりだが、たとえば読みにくかったり、作家気取りのかっこつけ文章になっていたりするのではないかと不安になる。
しかし、文章の癖をどうにか直すということができるのか分からない。そもそも直すといっても文章に正解があるのだろうか。論文のような文章が正しいのかといえば、それは絶対にそうだとは言い切れない。読みにくかったり不快な思いをさせる文章は直したいが、そうでないならばこのままでいこうと思うがどうだろう。
■ 9. おわりに
2020年12月28日現在において私が考えていることをまとめた。この作品がどういう状態にあるのかや、何を考えて作品を書いているのか伝わったのなら嬉しい。伝わらなかったら申し訳ない。「競プロって何ですか?」の完結を目指して、楽しみつつも、頑張って書き続けていきたい。
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